2012.05.06 SUN
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vs埼玉西武 第7回戦

9連戦を締めくくる試合となった今日の一戦。終盤まで互いに譲らぬ攻防が続き、3時間半を超えた試合は規定により4対4の引き分けとなりました。

今日特に光ったのは、相手に傾きかけた流れを幾度も止めた救援陣の踏ん張りでした。先発・藤岡の後を受け4回裏途中から登板した2番手・大谷は同点で迎えた6回裏、連続四球などで1死2,3塁とピンチを迎えます。中島を遊邪飛に打ち取り2死とした後、続く中村に四球を与え2死満塁。しかしここで秋山を一ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けます。

8回裏には4番手・益田が持ち味である強気の投球を見せます。1死後から2つの四球と犠打で2死1,2塁とされると、打席に迎えたのは中村。捕手・金澤のミットに5球連続で直球を投げ込んだ後の6球目、内角に変化球を投じた打球は遊飛となり、一打勝ち越しのピンチをしのぎました。

また、打線では昨日に続き清田が躍動しました。先制を許した直後の2回表、8番・田中の適時内野安打で1点を返した直後に打席へ。カウント3-0から「ベンチから打てのサインが出ていたので、反応できたら打つ気持ちでした」と高めの直球を振り抜き、打球は勢い衰えることなく左翼席中段へ。「久しぶりの本塁打は気持ち良かった」と振り返った清田の豪快な一発は、昨年9月2日以来となる今季1号3点本塁打となりました。

さらに清田は足でも見せます。7回表、先頭打者として四球で出塁すると1番・岡田の打席ですかさず2塁へ盗塁。2番・根元が中飛を放つと、相手守備の隙を突いてタッチアップで3塁を陥れ得点のチャンスを演出しました。復調した清田のバットと積極果敢な走塁は、打線にさらなる厚みを持たせるはずです。

大型連休の9連戦は5勝3敗1分と勝ち越しで終了。勢いづいたムードで8日から本拠地・QVCマリンに戻り、ファイターズ、ホークスと首位争いを演じる2チームとの6連戦に臨みます。本拠地での戦いで白星を重ね、一進一退が続く首位争いから一歩抜け出したいところです!

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