2012.06.17 SUN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
1
2
3
0
0
0
1
0
1
2
1
0
1
R
H
6
17
6
16

vs阪神 第4回戦

交流戦優勝はかなわなかったものの、リーグ戦再開に向けてまずは連敗脱出といきたい今日の試合。序盤に作ったリードをひっくり返されるも、最終回に相手守護神を攻め立てて同点に。両チーム合わせて33本のヒットが飛び出した乱打戦は、6対6の引き分けとなりました。

打線では2番・根元が躍動。3回裏の第2打席、相手先発・能見の甘く入った初球の直球を逃さず一閃すると、高々と舞い上がった打球は大勢のファンが待つ右翼席へ飛び込む今季第1号となりました。「今日は父の日。今季1号をそういう日に打てて、なんかうれしいですね」と語る根元の一発で、1対0と先制に成功します。その後も安打を重ねた根元は、自身プロ入り初となる1試合4安打の猛打を繰り広げました。

下位打線を支える里崎も、今季初の猛打賞の活躍。5回裏、1死から左前安打を放つと、6回裏には1死1,2塁の場面でまたも左前安打を放ち満塁のチャンスを演出。そして9回裏の1点差の2死2塁の好機、相手守護神・藤川の投じたフォークを捉えると、鋭いライナー性の打球を左中間へ運び、起死回生の同点適時二塁打を記録しました。

また、中堅手として出場した荻野貴は守備で輝きを見せました。5回表、1死から新井良の放った一打に対して迷わず後方へ猛ダッシュし、最後はジャンピングキャッチ。勢い余ってフェンスにぶつかるも、グラブからボールを放さない決死のプレーを見せ、スタンド全体から大歓声が沸き上がりました。岡田を筆頭としたマリーンズの強力な外野守備陣に新たなピースが加わり、その堅守さは12球団でも随一となっています。

互いに譲らない乱打戦を制することはできなかったものの、相手守護神から土壇場で追いついたチームの勢いは必ず次につながります。明後日19日に神宮で迎える交流戦最終戦を勝利で締め、リーグ戦再開に向けて弾みをつけましょう!

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート