KV
KV

【コラム・レポート】MARINES LINKSレポート・コラム更新 『マリーンズ算数ドリル贈呈式』

活動一覧 > 【コラム・レポート】MARINES LINKSレポート・コラム更新 『マリーンズ算数ドリル贈呈式』

2023.07.14

社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の一環として、千葉市立打瀬小学校で『マリーンズ算数ドリル 令和5年度夏号』の贈呈式を行いました。

代表児童と記念撮影

千葉市教育委員会の後援と「NPOちば算数・数学を楽しむ会」協力のもと、野球に関する問題を楽しめる算数ドリルをマリーンズが制作。毎年、千葉市内の全小学校(全児童約5万人)に無償配布しています。

今年の贈呈式に参加したのは、プロ2年目の池田来翔選手です。

熱気が満ちる会場に、全校児童705名が集合しました。
ZOZOマリンスタジアムの近くにある打瀬小学校に通う皆さんは、普段からマリーンズを応援してくれていて、この日もキッズキャップやユニホームをたくさん着用してくれました。

池田選手リーンちゃん登場
池田選手花道入場

開始時刻になると、池田選手の登場曲『I Was Born To Love You』(Queen)に加えて、「1番、サード、池田来翔!背番号00!」というアナウンスが響きわたります。
盛り上がりが最高潮に達する中、池田選手とリーンちゃんが登場!千葉市教育委員会教育長の鶴岡克彦さん、NPOちば算数・数学を楽しむ会代表の山本幸人さん、校長先生の齊藤久美子さんとともに、温かい歓声を浴びて入場しました。

代表児童の皆さんによる開会宣言のあと、齊藤校長先生は「先生も昨夜はワクワクして眠れませんでした。いつも勉強を頑張っている打瀬小学校の皆さんに、今日は大きなプレゼントです。ますます算数を楽しく学べるように、池田選手とマリーンズ算数ドリルが応援してくれます。感謝の気持ちを込めて受け取りましょう」と子どもたちに呼びかけました。

池田選手リーンちゃん
池田選手

登壇者の挨拶では、池田選手が「こんにちは。千葉ロッテマリーンズの池田来翔です。今日はみんなに算数ドリルを贈呈しに来ました。よろしくお願いします」と語り、大きな拍手で迎えられました。
千葉市教育委員会教育長の鶴岡さんは、算数ドリルの説明、夏休みの過ごし方、池田選手と千葉県にまつわるエピソードを披露。NPOちば算数・数学を楽しむ会代表の山本さんは、選手の背番号にまつわるクイズを出題しながら算数の楽しさを伝えていました。

1年生
4年生

そして、いよいよマリーンズ算数ドリルの贈呈です。
代表児童と向き合った池田選手は、ひとつひとつ丁寧に手渡します。

その後、幼少期からマリーンズファンだという生徒さんがマイクを握った“お礼のことば”では、「毎年配られるマリーンズ算数ドリルを楽しみにしています。選手や監督のメッセージや、野球にちなんだ問題があり、とても楽しくできるからです。今回、打瀬小学校に届けに来てくれると聞き、とても楽しみにしていました。本当にありがとうございます。私が生まれてから12年間、まだマリーンズが優勝した姿が見られていないので、今年こそ優勝してほしいです。私も全力で応援します」と愛にあふれる言葉を贈ってくれました。

さらに、ここで全校児童の皆さんから歌のプレゼント!
ピアノの生演奏にのって、球団歌『WE LOVE MARINES』の歌声が力強く響きます。

温かいサプライズを受けた池田選手は、子どもたちの姿を笑顔で見つめ、マイクの前でこう語りました。

合唱指揮者男の子
池田選手ご挨拶

「ありがとうございました。合唱、とても感動しました。すごくパワーをもらいました。打瀬小学校の職員の皆さまも、このような場をご用意いただき、ありがとうございます。生徒の皆さんはこれから夏休みとなります。たくさん遊んで、たくさんスポーツをして、たくさん勉強もしてください。まだまだ小学生のみんなはこれから伸びしろがあると思うので、将来のなりたい自分に向かって、勉強もスポーツも遊びも、頑張ってください。そして、マリーンズの応援もよろしくお願いします」

全員で記念撮影をしたあとは、代表児童による“おわりのことば”。
「いただいた算数ドリルを使って、しっかり復習したいと思います。マリーンズの皆さんも優勝に向けて頑張ってください」という言葉で締めくくり、今年の贈呈式は幕を閉じました。

終了後、代表児童の役割を務めた子どもたちは、「ドキドキしたけれど頑張れた」「池田選手は大きくてかっこよかった」「会えるだけですごく光栄なのに、直接もらえてすごく嬉しい。池田選手が日々努力を積み重ねていることがわかったので、私も夏休みは遊びだけじゃなく算数も頑張りたい」という声を聞かせてくれました。

全校児童
池田選手退場

子どもたちと接して、池田選手も多大なる力をもらったようです。「みんなが一生懸命歌ってくれた姿に感動しました。めちゃくちゃかわいかったです。もっと活躍して、みんなにわかってもらえる選手になりたいです。子どもたちのように、元気なフレッシュさを野球にも出していきたいですね」と前向きに話していました。

千葉市立打瀬小学校の皆さん、心温まる時間をありがとうございました。マリーンズ算数ドリルが楽しい学校生活の力になれるよう、皆さんの毎日を応援しています!

文:長谷川美帆(千葉ロッテマリーンズ オフィシャルライター)