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【レポート】長期療養児の自立・コミュニティ創出支援事業「TEAMMATES」入団会見レポート

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2025.03.19

千葉ロッテマリーンズは、社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の活動として、認定NPO法人Being ALIVE Japanが運営する「TEAMMATES(チームメイツ)」事業に参画しています。長期治療を必要とする子どもの自立支援とコミュニティ創出を支援するため、今年もマリーンズの選手たちが中心となり、パートナー企業である株式会社リンクス・ビルドと共に取り組んでいきます。

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※写真左から、リンクスグループ代表 株式会社リンクス・ビルド 目谷元輝様、吉井理人監督、宇野澤優翔くん

3月9日(日)ZOZOマリンスタジアムにて、宇野澤優翔くんの千葉ロッテマリーンズ入団会見を行いました。宇野澤くんは、昨年6月に急性骨髄性白血病を発症し、入院治療・末梢血幹細胞移植治療を受け、現在も長期療養を続けています。小学1年生から野球をはじめた野球少年であり、小学2年生の時に初めてマリーンズの試合を観戦した時からマリーンズファンになったそうです。今回、TEAMMATES事業の募集を見つけ、自ら応募してくれました。
入団会見までの時間は、練習見学や入団会見のリハーサルをして過ごします。食い入るように選手たちの練習に見入り、「やっぱり、プロ野球選手ってすごい…!」と感心しきっていました。

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そして、今日のメインイベント、入団会見が始まります。

――チームに入って楽しみにしていることは?
「選手のプレーを間近で見られることです」
――入団後の目標は?
「選手の練習サポートを頑張りたいです」
――どのような選手になりたいですか?
「みんなから頼りにされるようなチームメートになりたいです」

ひと言ひと言、堂々と丁寧に質問に答えました。記者の方々からの追加質問にも、落ち着いて答える姿はさすが“プロ野球選手”です。宇野澤選手本人、関わる団体、球団が100%全力で取り組むという意味が込められた背番号「100」番のユニホームを吉井理人監督から受け取ります。マリーンズのユニホームに袖を通し、「とても光栄です」と笑顔も見られました。

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この日はTEAMMATESのバトンを引き継ぎに、前年入団した山崎悠成くんも応援に駆けつけてくれました。相変わらず恥ずかしがり屋の一面を見せつつも、「最初は不安かもしれないけど、選手の皆さんが話しかけてくれるので徐々に慣れます。頑張ってください!」と悠成くんから宇野澤選手へ激励の言葉が贈られました。活動の最後は上下ユニホームに着替え、宣材写真撮影も行いました。
試合開始直前にはスタメン選手が守備につく場面を、グラウンド内1塁側ベンチ横から見学しました。オープン戦とはいえ、選手やファンの皆さんの熱気は伝わったと思います。ベンチ裏の通路では、憧れの中村奨吾選手にも会い「これから一緒に頑張ろうね」と声をかけられ、表情がほころんでいました。選手たちとたくさんコミュニケーションを取りたいと言っていた宇野澤選手。吉井監督からは「緊張しなくても良い選手ばかりなので、気軽に話しかけてください!」と愛のあるアドバイスもあり、これから大好きなマリーンズの選手たちと大好きな野球談議に華を咲かせて欲しいです。
プロ野球の開幕と共に、宇野澤選手の2025年シーズンも始まります。宇野澤選手が大好きな野球に思い切り打ちこめるよう、監督・コーチ・選手、スタッフみんなでサポートしていきます!チームの一員として、1年間よろしくお願いします。

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宇野澤選手プロフィール

TEAMMATESとは

球団の社会貢献プロジェクトMARINES LINKSは、認定NPO法人Being ALIVE Japanが企画・運営する「TEAMMATES(チームメイツ)」事業に参画しました。今年で4年目の取り組みです。パートナー企業である株式会社リンクス・ビルドと共に、長期治療を必要とする子どもの自立支援とコミュニティ創出の支援を行います。
中学2年生の宇野澤優翔くんは、急性骨髄性白血病で長期療養中です。来月からは中学3年生となり、2025シーズンが終了するまで月1・2回、ZOZOマリンスタジアムやロッテ浦和球場で活動をします。

認定NPO法人
Being ALIVE Japan

株式会社リンクス・ビルド

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