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【レポート】小児がん支援プロジェクト活動報告

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2025.12.10

選手2名が成田赤十字病院を訪問し、小児がんで長期療養中の子どもたちとストラックアウトや写真撮影など交流を行い特別な時間を過ごしました。

訪問日 訪問先 参加
人数
参加選手
12月3日(水) 成田赤十字病院 10名 唐川侑己投手、河村説人投手
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クリスマスの装飾が施された病棟内に、唐川投手と河村投手が登場しました。河村投手の身長の高さに「クリスマスの飾りに頭が絡まっちゃうよ。気を付けて!」と教えてくれる子も。ほとんどの子が緊張した面持ちでしたが、野球体験で少しずつ緊張が解けていきます。座った状態でもできる肩の体操を河村投手に教えてもらった後は、簡単なキャッチボールやボールの握り方にトライしました。
2選手が訪問すると知って、病院の先生方がこの日のためにストラックアウトを準備してくれていました。プロ野球選手の腕の見せどころです。「5番(ど真ん中)狙います」と宣言しましたが、残念ながら2選手ともに5番には当たらず……。
選手はうなだれていましたが、子どもたちは選手に教えてもらったことを活かし、しっかりと枠内へボールを投げ込んでいました。一緒に野球で楽しんだ後は、その場でサインを入れたキッズキャップとコアラのマーチをプレゼント。

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治療などがあって参加できなかった子のお部屋にも訪問しました。「野球選手をしている者です。失礼します」と丁寧に入室する2選手。その中で、この日を誰よりも楽しみにしていた子がいます。2選手に聞きたいことをたくさん紙に書きだして、待ってくれていました。野球談議にも花が咲きます。
実は他球団ファンとのことでしたが、唐川投手「(プレゼントした)このキャップを持って野球を観に来てね。ZOZOマリンスタジアムで絶対にまた会おう!」と2選手とグータッチをし約束を交わしていました。

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選手の退場後。交流会中は「ボールを一緒に投げてみる?」と選手に誘われても「やらない」と頑なに断っていた子がいたのですが、選手たちが退場するとすぐに、病院の先生たちとストラックアウトを楽しんでいました。「見て、真ん中(5番)に当たったよ!」とこっそりと2選手の雪辱を果たしていたのでした。今度は一緒に挑戦しようね!

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参加してくれた皆さん、ありがとうございました。今後も長期療養を必要とするお子さまや経験したお子さま、そしてそのご家族や医療機関を支援する活動を継続していきます。