KV
KV

【レポート】パラ支援プロジェクト野球体験型授業 12月活動報告

活動一覧 > 【レポート】パラ支援プロジェクト野球体験型授業 12月活動報告

2025.12.17

社会貢献プロジェクトMARINES LINKSの一環である「パラ支援プロジェクト」活動として、選手とマリーンズ・ベースボールアカデミーのコーチが千葉県内の特別支援学校を訪問しました。「パラ支援プロジェクト」とは千葉県内の特別支援学校へ訪問、もしくはZOZOマリンスタジアムへ招待し、千葉ロッテマリーンズが提供する「野球」や「ダンス」に特化したコンテンツで児童、生徒に体を動かす楽しみや喜び、スポーツの素晴らしさを体験してもらうというものです。12月に桜が丘特別支援学校、八日市場特別支援学校に選手が訪問しました。

photo
photo
photo
訪問日程 訪問先 参加
人数
参加選手/
アカデミー
コーチ
12月2日(火) 桜が丘
特別支援学校
146名 坂井遼投手、
廣池康志郎
投手、
茨木佑太投手、
金田優太選手
佐藤幸彦
コーチ、
遊佐華好
コーチ、
村越美咲
コーチ

大歓声のなか、4選手が入場します。まずは、選手による硬球でのキャッチボールとティーボールを使ったバッティングを披露しました。児童生徒からも「すごーい!」「はやーい!」「ホームラーン!」など驚きの声と拍手が起こります。ボールを投げるときに気を付けていることを聞かれた坂井投手は「強い球を投げるようにしています」と回答。さらに、強い球を投げるにはどうすれば良いかを問われ「ごはんをいっぱい食べることです!」と、お茶目な一面も垣間見えました。

車イスを使用している児童生徒も多く、その場でも野球を感じられるようにプロ野球選手が実際に使用している硬球に触れてもらいます。「思ったよりも硬い!」「りんご1個と同じくらいの重さかなぁ」と感触を確かめていました。選手と実際にパートナーキャッチに参加した児童生徒たちは、選手から「上手!」「バッチリ!」と声をかけられ満足そうな表情を浮かべます。周りからは声援も送られ、大いに盛り上がりました。

最後に茨木投手から「今日は素敵な時間を過ごさせていただきありがとうございました。楽しかったですか?(児童生徒からはーい!という返事や拍手)元々野球を知っている、好きな人はもっと好きになってもらって、野球を知らない、あまり好きじゃないという人は今回を機に好きになってもらって、さらに千葉ロッテマリーンズを応援していただけたら嬉しいです。皆さんに良い活躍が報告できるように頑張るので、応援よろしくお願いします!」と熱い決意とともに授業が締めくくられました。

photo
photo
photo
photo
photo
photo
訪問日程 訪問先 参加
人数
参加選手/
アカデミー
コーチ
12月10日(水) 八日市場
特別支援学校
149名 吉川悠斗投手、
中村亮太投手、
立松由宇選手
佐藤幸彦
コーチ、
遊佐華好
コーチ、
宮川颯斗
コーチ

立松選手がスリッパのまま入場しそうになるうっかりがありながらも、全校児童生徒の大歓声と拍手のなか3選手が登場しました。とあるクラスは、全員がマリーンズのユニホームを着用して参加してくれました。先生がマリーンズファンで、子どもたちの分も準備してくれたそうです。

選手のデモンストレーションでは硬球でのキャッチボールと、柔らかいバットとボールでのバッティングを披露しました。グローブに硬球が収まると「パンっ」と大きな音が鳴り響きます。何人かの児童生徒に実際に硬球を触ってもらうと、その硬さと重さに目を丸くして驚いていました。
この日は投げる動作だけでなく、打つ動作もレクチャーを受けティーバッティングにも挑戦しました。立松選手からは「ボールの芯とバットの芯を、思いきりぶつけることを意識して」とアドバイスが。吉川投手は子どもたちがボールを打つたびに一人ひとりに拍手を送り、一緒に喜びを分かち合います。大きな当たりが出るたびに「ホームラーン!」と、選手、アカデミーコーチ、児童生徒同士で大盛り上がりとなりました。

「みんなに優しく楽しく教えてくださって、ありがとうございます。これからも友達と一緒に楽しく野球をしたいと思います」と、特別支援学校のスポーツ大会でキャプテンを務めたという代表生徒の挨拶を受け、中村投手「今日はお疲れさまでした。僕が思っている以上に皆さん野球が上手で、楽しんでいる様子が伝わってきて、僕たちもすごく元気をもらいました。今日はありがとうございました!」と野球を通して充実した時間を過ごすことができました。

photo
photo
photo
photo
photo
photo

桜が丘特別支援学校の皆さん、八日市場特別支援学校の皆さん、パラ支援プロジェクトへご参加いただきありがとうございました。

パラ支援プロジェクトとは

千葉県内の特別支援学校へ訪問もしくはZOZOマリンスタジアムへ招待し、千葉ロッテマリーンズが提供する「野球」や「ダンス」に特化したコンテンツで児童、生徒に体を動かす楽しみや喜び、スポーツの素晴らしさを体験してもらうことを目的としています。この活動には医療・介護用ベッド、医療福祉機器の製造・販売を運営するパラマウントベッド株式会社がパートナーとして参加し、共に2023年4月から2025年までの3年間で県内37校の特別支援学校と取り組みを行います。

パラマウントベッド株式会社