2025.12.18
鈴木昭汰投手が、12月11日(木)に順天堂大学医学部附属浦安病院の小児病棟を訪問しました。今シーズンより始めた、自身の成績に応じた寄付活動(1セーブもしくは1ホールドポイントにつき5万円を寄付)をきっかけに、本人の強い思いから訪問活動が実現しました。なお、今シーズンは100万円(5セーブ、15ホールドポイント)を「認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク」に寄付しました。
| 訪問日 | 訪問先 | 参加 人数 |
参加選手 |
|---|---|---|---|
| 12月11日(木) | 順天堂大学医学部附属浦安病院 | 20名 | 鈴木昭汰投手 |

鈴木投手の登場時には、子どもたちが花道を作って迎えてくれました。さらに、会場内には「ようこそ!!すずきしょうたとうしゅ」と手作りのウェルカムポスターまで!熱烈な歓迎を受け、まずはプロ野球選手として自己紹介がてら、子どもたちの目の前で投球を披露します。室内のためティーボールを使用しての投球でしたが、間近で見るプロ野球選手のダイナミックな投球フォームに、子どもたちも興味津々に見入っていました。
ここで、代表して2名の子が鈴木投手とキャッチボールを行いました。ソフトボール選手だという女の子は「グローブをした方が良いですよ!」と鈴木投手に助言した通り、素手では捕れないほどキレのあるボールを投げ込みました。これには鈴木投手も「こりゃ捕れないわ」と脱帽の様子でした。




球入れ対決では、応援をし合いながら熱戦が繰り広げられます。子どもたちの的はボールプール、鈴木投手にはクリスマス用の小さな赤いブーツが用意されました。ハンデにも泣かされ、結果は子どもたちの圧勝!子どもたちの声援もあり、何とかひとつ、ブーツの中にボールを入れることができました。
子どもたちとの仲も深まったタイミングで質問コーナーへ。「いちごは好きですか?」「ぶどうジュースは好きですか?」「青りんごは好きですか?」とかわいらしい質問が多数寄せられます。その一方、「変化球を投げるコツ」「ピッチャーライナーがきた時の対応」など野球に関する質問もありました。手をあげてくれたので、その子をあてると「恥ずかしいなぁ……恥ずかしくって言えない」と照れてしまう女の子もおり、鈴木投手は終始「お兄ちゃん」のような眼差しで受け答えをしていました。


最後は鈴木投手から子どもたちへ、マリーンズのミニノートとサインを入れたキッズキャップがプレゼントされました。そのお返しに、子どもたちからクリスマス仕様のネックレスとメッセージカードをもらった鈴木投手。ついつい頬が緩みます。鈴木投手「みんなと一緒に遊んで、交流して、僕ももっと野球を頑張ろうって思いました。元気になったらぜひ球場に遊びに来てください。今日は楽しい時間をありがとうございました!」


ウェルカムポスターを中心となって作ってくれた女の子がいたのですが、病院の先生との面談があり途中で退席してしまいました。「ぜひ直接お礼を言いたい!」という鈴木投手の希望で、面談が終わるのを待たせてもらい、キッズキャップにはサインと「ありがとう」という言葉を添えて直接渡すことができました。ウェルカムポスターとお礼のプレゼントとしてもらったネックレスとメッセージカードは、大事に自宅へ持ち帰った鈴木投手なのでした。
追伸:交流会中は恥ずかしくて質問できなかった女の子は、終了後に無事に質問(好きなジュースは何ですか?)をすることができました。
参加してくれた子どもたち、ご家族、そして順天堂大学医学部附属浦安病院の皆さん、ありがとうございました!

