2022.12.27
社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の一環として、千葉市立鶴沢小学校で「マリーンズ算数ドリル」の贈呈式を行いました。
この活動は、千葉市教育委員会の後援と、「NPOちば算数・数学を楽しむ会」協力のもと、球団がマリーンズ算数ドリルを制作。選手や野球に関する問題を楽しむことができ、毎年、千葉市内の全小学校(全児童約5万人)に無償配布しています。
今年の贈呈式を担当したのは、小島和哉投手です。
ここ数年はコロナ禍によって選手が参加できない状況でしたが、この日は万全な感染症対策をした上で訪問に至りました。
全校児童458名のうち、贈呈式会場の体育館には6年生の皆さんが集結。他の皆さんは教室からタブレット端末を用いて参加してくれました。
球団歌の『WE LOVE MARINES』が流れる中、小島投手とリーンちゃんが登場すると、体育館は温かい拍手に包まれます。
まずは、代表児童による“はじめの言葉”
「これからマリーンズ算数ドリル贈呈式を始めます。選手や先生のお話をよく聞きましょう!」という活気あふれる開会宣言でした。
千葉市立鶴沢小学校校長・長谷川 恭子先生の挨拶では、「校長先生は嬉しすぎて、マリーンズのTシャツを着てきました。算数ドリルのページをめくってみると、マリーンズの選手とマスコットたちがいて、楽しく学べることは間違いありません」と明るく呼びかけていました。
その後、千葉市教育員会 教育長 磯野 和美 様と、NPOちば算数・数学を楽しむ会から山本幸人 様の挨拶があり、いよいよ贈呈に移ります。
壇上に上がった小島投手は、児童7名に対して一人ひとりに声をかけて算数ドリルを手渡しました。
続いて、この日に起きたばかりの出来事を交えた、小島投手らしい言葉を贈りました。




「皆さん、こんにちは。今日は算数ドリル贈呈のために来させていただきました。鶴沢小学校の入り口に入ったときから、掃除をしていた子たちがたくさん挨拶をしてくれたり、校舎の中でも気持ちよく挨拶をしてくれたり、すごく雰囲気のいい学校だなと感じました。このまま続けていってほしいです。今日渡した算数ドリルを、冬休みの復習として使っていただけたらと思います。そして、皆さんにマリーンズの帽子(MARINES LINKSオリジナルキャップ)をプレゼントするので、それをかぶって、一人でも多くZOZOマリンスタジアムに来て、マリーンズを応援してくれたらすごく嬉しいです。皆さん、ケガをせずにたくさん遊んで、たくさん勉強をして、頑張ってください」
最後は、3名の児童による“代表児童のことば”
「憧れの千葉ロッテマリーンズの選手に実際に会うことができて、とてもワクワク、ドキドキしています」、「私たちは毎年、夏休みや冬休みにマリーンズ算数ドリルに取り組んできました。少し苦手だなという問題でも、野球に関することがあったり、マリーンズの選手がヒントを出してくれたりするので、やる気が出てきます」、「ゲーム感覚でいつも楽しみながら取り組むことができます。今年の冬休みも、わからないなと思う問題があったときも、今日いただいたマリーンズ算数ドリルでしっかりと学習の振り返りをしたいと思います。今日は私たちのためにありがとうございました」と、たくさんの素敵な言葉によって、贈呈式は無事幕を閉じました。
終了後、子どもたちに感想を聞くと、「嬉しかった」、「これで勉強したい」というドリルの話はもちろん、「小島投手の体が思っていた以上に大きかった」、「試合を観に行きたい」という声も多数。近くで対面したプロ野球選手への喜びと驚きを語ってくれました。
一方、小島投手も「小学校の子どもたちとふれあう機会や、このような活動をこれからもっとしていきたい」と、贈呈式が良い思い出になった様子でした。
千葉市立鶴沢小学校の皆さん、ありがとうございました。ぜひマリーンズ算数ドリルで楽しく学び、思い出に残る学校生活を送ってください!


文:長谷川美帆(千葉ロッテマリーンズ オフィシャルライター)