2012.05.27 SUN
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vs広島 第1回戦

中国、関西遠征の初戦となるカープとの一戦。3点を追い掛ける9回、打線が勝利への強い執念を見せて土壇場で試合を振り出しに戻し、4対4の引き分けに持ち込みました。

打線で一際活躍が目立ったのは3番・井口でした。まずは4回表に二塁打を放ち好機を演出。6回表には2死から打席に立つと、相手先発・大竹の低めの変化球をすくい上げた打球はそのまま左翼席へ。「追い込まれていたけど、うまく合わせられた。よく伸びてくれたよ」と振り返った一振りは、日本通算200本塁打にあと1本と迫る5号ソロ本塁打となりました。明日は節目の記録達成に期待が掛かります。

また、角中は敵地・広島でも快打を放ち続けます。2回表には大竹の緩い変化球をうまく引きつけ22試合連続出塁となるクリーンヒットを中前へ。9回表には1塁にサブローを置いた場面で左前安打を放ち、複数安打を記録。好機を拡大し、その後の同点劇をお膳立てしました。

そして土壇場の場面で貴重な一打を放った里崎、岡田の活躍も見逃せません。3点を追う9回表、1死満塁の好機に打席に入った里崎は、サファテの甘く入った初球を迷うことなくたたき、適時打を中前へ運び2対4と2点差に。里崎の一振りで相手守護神をマウンドから引きずり下ろします。その後相手の悪送球で1点を追加し、2死1,3塁となった場面で迎えたのは岡田。相手4番手・今村の投じた内角への直球にバットを折られながらも振り抜き、詰まった当たりとなった打球に勝利へ強い執念が宿り、同点の適時内野安打となりました。

2010年から続くマツダスタジアムでの連敗ストップとはなりませんでしたが、9回表に体現した最後まで勝負を諦めない姿勢は、必ずや明日の勝利につながるはずです。明日の先発は、今季1軍初登板初先発となる香月。打線が序盤から援護し、今度こそマツダスタジアムでの連敗を止めましょう!

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