2012.06.11 MON
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vs巨人 第4回戦

交流戦首位攻防第二ラウンドとなったジャイアンツ戦。序盤は主導権を握るも、中盤に相手の猛攻にあって逆転を許し、4対8で敗戦となりました。

相手先発は、試合開始前まで両リーグ通じて勝利数、防御率トップの杉内。しかし、強力な投手に対してマリーンズ打線が右方向を意識した打撃で攻略しました。

2回表の2死走者無しの場面で打席に入った6番・今江。初球の外角へ投じられたスライダーは決して甘い球ではありませんでしたが、今江らしい右方向へのバッティングで鋭い飛球とし、右翼席最前列に飛び込む3号ソロに。自身5月30日以来となる一発で先制します。

今江は自身の本塁打について「相手にもいいプレッシャーをかけられたホームランだと思います」と振り返りましたが、その言葉通りに打線がつながります。3回表には、3番・井口の右方向への犠飛で2対0とすると、なおも2死1,3塁として4番・サブローが打席へ。ここでも今江や井口のように、外角のスライダーを右方向へはじき返します。打球は右中間フェンスを直撃する2点適時二塁打となり、4対0。サブロー自身も9試合連続安打となりました。「昨年お世話になったジャイアンツ相手に、交流戦の優勝争いの一戦を戦えることがうれしい」と、思いを語ったサブロー。”古巣”へのお礼代わりとなる痛烈な一撃を見せました。

また、4対8で迎えた9回表には、代打で登場した鈴木がプロ初安打を記録。相手守護神・西村の内角高めの直球を引っ張り上げ、本塁打になろうかというライナー性の打球がライトフェンス上部を直撃し、二塁打に。左翼席の一角を黒く染め上げたマリーンズファンに非凡な打撃センスを披露し、大きな歓声が上がりました。

試合には敗れたものの、「みんな、全部勝つ気持ちでいる」とサブローが話した通り、チームが目指すのは交流戦優勝です。残り5試合を勝ち抜き、交流戦優勝への望みをつないでいきましょう。

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