2009.05.20 WED
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vs横浜 第2回戦

昨夜の交流戦開幕戦を勝利で飾り、今季初の4連勝をめざして臨んだベイスターズとの第2回戦。

自身のプロ初登板・初勝利の相手、ベイスターズを前に千葉マリンの先発マウンドに上がった成瀬、1回は金城、ジョンソンを連続三振などで3者凡退に打ち取る快調な滑り出しを見せます。

するとその裏、制球の定まらないベイスターズの先発・ウォーランドから、先頭・西岡が右三塁打を放つと、1死後、サブローが右犠飛を放ち、1対0と幸先良く先制点を奪います。

しかし2回、成瀬が先頭・村田に初球を右翼席に運ばれる6号ソロ本塁打を浴びると、続く佐伯にも2者連続となる右1号ソロ本塁を運ばれ、1対2と逆転されてしまいます。なおも続く吉村に左二塁打、北川の投犠打で1死3塁とされると、細山田の打球は右翼手・ランビンの前に落ちる右適時打となり、1対3とされてしまいます。

さらに3回、先頭・金城にまたも初球が甘く入ったところを左翼席に運ばれる3号ソロ本塁打で1対4とされ、なおも1死から村田に右前安打を放たれます。しかし、続く佐伯は三振、さらにスタートを切っていた村田を里崎の送球で刺し、追加点は許しません。

ウォーランドを捕らえたい打線は3回、西岡、竹原が連続四球を選びます。しかし、続くサブローが左飛、井口が三振、里崎が中飛に倒れて得点には結びつきません。

序盤に一発攻勢を浴びた成瀬は中盤以降見違えるような投球を展開。
4回は吉村、北川、細山田を三振に斬って取り、前のイニングから続けて4者連続奪三振を奪うと、5回は7球、6回はジョンソン、村田、佐伯の中軸をわずか3球でいずれも3者凡退に退ける気迫の投球を見せ、打線の援護を待ちます。

しかし、マリーンズ打線がウォーランドの前に走者は出すもののあと1本が出せず、2回以降は得点を奪うどころか3塁を踏むことすらできず、7回までスコアボードに"0"を重ねる苦しい展開が続きます。

7回も8球で3者凡退に抑えた成瀬は、8回も10球で3者凡退に打ち取って流れを作ると、その裏、ベイスターズの2番手・木塚の前に2死から井口の左前安打、里崎の右前安打、ベニーの四球で満塁とすると、満塁男・大松が代打で登場。
大歓声に送られ打席に向かいますが、交代した3番手・工藤の前に遊ゴロに倒れてしまい、この回も無得点に終わります。

9回も先頭のジョンソンに四球を与えながらも3人で退けた成瀬は逆転サヨナラ劇を期待してマウンドを後にします。するとその裏、4番手・山口から福浦の四球、西岡の中前安打で一発が出れば同点の場面を演出します。しかし、続くバーナムJr.が二併殺打に倒れ、1対4のまま試合終了。

3回までの4失点から4回以降は立ち直って無安打投球を見せ、9回を投げきった成瀬でしたが、114球、被安打3、奪三振8、与四死球1の完投も勝利には結びつかず2敗目を喫しました。

交流戦最初のカードは1勝1敗に終わり、チームの連勝も3でストップしてしまいましたが、3年振りの交流戦優勝を目指すべく、22日から千葉マリンで迎えるドラゴンズとの2連戦に備え、明日1日でしっかりリセットして再び連勝をスタートさせたいところです。

vs横浜 第2回戦

「先発の成瀬は全体的にはいい投球だった。序盤に初球をホームランされたが、それ以降はいいボールを投げていた。4回以降は完璧に抑えていたので最後まで行ってもらった。

打つ方は今日は最高の形では無かった。8回の代打・大松は以前にも左投手から打っていたので2塁打で同点にして欲しかった。あと一本が出なかった。

明後日からはマリンでドラゴンズとの試合。投打の噛み合った試合で勝利を物にしたい」

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