2009.05.27 WED
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vs広島1回戦 マツダスタジアム

移動ゲームで敵地・マツダスタジアムでのカープとの交流戦・初戦。
マリーンズの先発は、5月負けなし3連勝中の2年目・唐川。一方カープの先発は、現在5連敗中の3年目・前田健。2006年春のセンバツで、ともに甲子園を沸かせた投手同士のフレッシュな投げ合いとなりました。

先制したのはマリーンズ。先頭・西岡がいきなり三塁打を放って出塁すると1死からサブローが左前適時打を放ち、1対0。続く井口のヒットで1,3塁とし、大松の二ゴロの間にさらに1点を追加して2対0。制球が定まらない前田健の立ち上がりを攻め立て、リードを奪います。

唐川は2回には4番・栗原、5番・嶋、6番・マクレーンを3者連続三振に仕留めるなど、3回までカープ打線を完璧に封じ込める快投を見せます。

ところが4回裏、唐川が突如崩れます。この回先頭の梵に四球を与え、この試合初めての走者を許すと、二盗などで1死3塁と無安打ながらもピンチを招くと、赤松に適時三塁打を浴び、1対2。2死後、嶋の左前適時打で2対2と同点に追いつかれます。さらにマクレーンの安打でつながれ2死2,3塁とされると、喜田剛に痛恨の2点適時打を浴びて2対4。この回打者9人の猛攻を受け、一気に逆転を許してしまいます。

さらに5回にも唐川が、2死から伏兵・赤松から左翼席へ5号ソロを被弾して2対5。さらにリードを広げられてしまいます。

何とか唐川を援護したいマリーンズ打線でしたが、7回で降板した前田健の前に2回以降1安打に抑えられ、どうしても打ち崩せません。

3点ビハインドのまま迎えた7回には、先発ローテの1人である渡辺俊を投入し、勝利への執念を見せます。しかし、約2年ぶりの救援登板となる渡辺俊が、踏ん張りきれません。2イニング目となる8回、先頭・東出に安打を許し、自らの失策、嶋の四球などで1死満塁とピンチを招いたところで3番手・伊藤にスイッチ。しかし、その伊藤がマクレーンに2点適時打を許すと、中堅手・サブローの失策も重なり、一気に3点を献上し、2対8。カープに突き放されてしまいます。

巻き返しを期待したい9回。1死から大松が安打を放ち、相手のミスに乗じて2塁へ。2死後、バーナムJr.が適時二塁打を放ち、3対8。1点を返すも反撃もここまで。序盤のリードから一転、4回に逆転を許すと、その後は一方的にリードを広げられる苦しい展開で、大事な初戦に3対8で逆転負けを喫してしまいました。

先発・唐川は6回を投げ、球数92、被安打5、奪三振6、与四球2、失点5。3回までは完璧な投球を見せるも、中盤にカープ打線にとらえられてしまい自身4連勝ならず。今月初黒星となる3敗目を喫してしまいました。

しかし交流戦での対広島戦は、昨年までの20戦中14勝と得意にしているマリーンズ。
2ケタ残塁も6試合目でようやくストップし、明日こそは、気持ちを切り替えて白星を手に、気持ちよく千葉マリンへ帰りたいところです。

vs広島 第1回戦

「先発の唐川は点を取られた回は制球を乱し、ボールが少し高目に浮いていた。今日は全体的にストレートのコントロールが出来ていなかった。マウンドの相性も良くなかったみたいで、足場を気にしている姿があった。

攻撃陣は初回には先制点を取る事が出来たが、その後は後一本欲しい所でいいボールを集められた。

渡辺俊介は昨日の成瀬同様に、登板間隔が空くので登板させた。

今日はエラーが目立ったが、新しい球場だからではなく、しっかりとプレーができなかった。

明日はいいプレーを期待している。明日は呉に場所を変えての試合。勝って千葉に帰りたいね。」

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