2009.05.28 THU
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vs広島 第2回戦

昨日の試合では、悔しい逆転負けを喫したマリーンズ。カープに雪辱を果たすべく、今季初勝利を目指す小林宏をマウンドに送ります。公式記録上では5月14日以来の久々のマウンドとなりますが、24日のノーゲームとなった甲子園でのタイガース戦で4回途中まで無失点の好投を見せているだけに期待が高まります。

初回、カープ先発のルイスに対して、マリーンズ打線がいきなり先制パンチを浴びせます。1死後、2番・福浦が右前安打で出塁すると、3番・サブローが甘く入った直球をマリーンズファンの待つ左翼席へ運ぶ7号2ランを放ち、2対0と先行します。

打線の援護を受けてリズムに乗りたい小林宏でしたが、その裏、左前安打の1番・梵を犠打で2塁へ進められると、好調の3番・赤松に左前適時打を許し、2対1とされます。

1点差に迫られたマリーンズですが、すかさず引き離しにかかります。失点を許した直後の2回、先頭の7番・里崎の死球、8番・今江、9番・小林宏の連打で無死満塁とすると、1死後、福浦の左前適時打で3対1と点差を広げます。しかし、その後の1死満塁のチャンスは、サブローが併殺打に倒れ、活かすことができません。

走者を許しながらも要所を締める投球を続けていた小林宏ですが、5回に思わぬ落とし穴が待っていました。1死から代打・喜田剛に二塁打、1番・梵に中前打を許して1死1,3塁とされると、2番・東出に左前に落ちる不運な適時打を許し、2対3。1点差とされると、さらに2死後、走者を1,2塁において、4番・栗原を直球で詰まらせた遊ゴロを、途中出場の遊撃・早坂がまさかのトンネル。守りのミスが出てしまい、3対3と試合を振り出しに戻されると、さらに走者を2,3塁に残した場面で、5番・嶋のセカンドへのボテボテの打球が適時内野安打となり、3対4。不運な安打や守備の乱れで3点を失い、一気に逆転を許してしまいます。

早く同点に追いつきたいマリーンズでしたが、6回以降、林、梅津、横山、シュルツ、永川と小刻みにつなぐカープの投手リレーの前に、チャンスは作るもののなかなか得点を奪えません。
一方のマリーンズも6回から川崎、伊藤とつないでしのぎ、試合は3対4のまま膠着状態が続きます。

迎えた最終回、2イニング目を迎えた永川に対し、1死後に代打・根元、3番・サブローの連打で2死1,2塁と一打同点、長打が出れば逆転の場面をつくって4番・井口を迎えます。しかし、井口は1-0から高めの直球を打ち上げ、遊飛に倒れてゲームセット。

序盤に先行しながらも3回以降追加点が取れず、5回に一気に3点を失い、3対4で昨日に続く逆転負け。今季の交流戦で初めて同一カード2連敗を喫してしまいました。

移動日を挟み、30日からは本拠地・千葉マリンでセ・リーグ2位のスワローズを迎え撃ちます。交流戦初の同一カード2連勝で、交流戦の勝率を5割に戻す展開を期待したいところです。

vs広島 第2回戦

「先発の小林宏之は5回はアンラッキーな当たりなどで逆転をゆるしてしまったが、ボール自体は良かった。雨天中止から中3日でのマウンドだったがしっかり調整してくれた。

攻撃陣は初回にサブローのホームランなど1,2回は得点を挙げたが、その後は得点チャンスで決定打が出なかった。後、一点届かなかった。

明後日からは千葉に帰っての試合。気持ちを切り替えて臨みたい」

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