vs埼玉西武 第11回戦
今日は序盤でリードを奪うも、中盤に不運な内野安打から投手陣が崩れて逆転を許す展開。最終回に意地を見せて1点差まで追い上げますが、5対6と敗戦。惜しくも勝利には届きませんでした。
しかし序盤の主導権を握る立役者となったのは9番・遊撃手でスタメン出場した早坂でした。早坂は3回表に安打を放つと、それをきっかけにして好機を広げ、井口の先制打を呼び込みます。
さらに4回表には2死2塁から、リードを広げる技ありの中前適時打を放ちます。出塁した早坂は昨年5月29日以来、今季1軍復帰後初となる盗塁を決めると、続く暴投を見逃さず、果敢に3塁も陥れます。
そして6回表にも安打を打ち、昨年5月22日以来、こちらも今季1軍復帰後初となる猛打賞を記録。「久しぶりの遊撃手での出場、そして、復帰後初の盗塁。とにかく、野球ができている喜びを感じています」と話した早坂。打力だけでなく、持ち味の走力でもその非凡なるセンスをアピールし、完全復活を印象付けました。
また、逆転を許した展開の中で、5番手としてマウンドに上がった中郷が2回1/3を投げて奪三振3、無四球、無失点と好投。相手の猛攻を断ち切り、最終回に1点差まで追い上げる反撃への流れを作りました。
後半戦は連敗スタートとなりましたが、足を絡めた攻撃が良い形になりつつあります。不屈の精神を明日も発揮し、後半戦初白星を挙げましょう!
vs埼玉西武 第11回戦
「最後はあと一歩まで追い詰めたが、6回の6点が最後まで効いてしまった。
大谷は6回の先頭を微妙な判定で出塁させてしまってから変わってしまった。動揺は無かったと思うが、踏ん張ってもらいたかったね。5回までは素晴らしい投球だっただけにもったい無い。
5回、6回の走塁でのミスで少しずつ相手に流れが行ってしまっている。全ての面できっちりしていかないとこういう競ったゲームは勝てない。しっかりとした野球をしていきたい。
明日の先発は小林敦だよ」