2011.08.04 THU
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vs北海道日本ハム 第12回戦

今カード勝ち越しが決定しましたが、2位のファイターズを捉えるためには3連勝を決めてその差を縮めたいところ。今季ここまで2勝負け無しの上野に先発マウンドを託します。

打線は今季2度目の対戦となる相手先発・吉川に対し、カスティーヨの19試合連続安打などで初回から好機を作りますが、もう一本が生まれず先制なりません。

一方、初回は3者凡退に抑えた先発・上野。2回裏は2死から連打を受けてピンチを作るも、後続を三振に仕留めると雄叫びをあげ、序盤から闘志をむき出しにして相手に立ち向かいます。

上野のファイトを受けた打線は直後の3回表。4番・カスティーヨが今日2本目となる安打を放つと、続く5番・今江が特大の6号2点本塁打を放ち2対0。「チームも良い流れできているし先制できて良かった」と語る今江の一振りで、先制に成功します。

不安定な投球が続く吉川をなおも攻める打線。5回表には2死満塁とすると、7番・清田が押し出し四球を選び3対0。吉川をマウンドから引きずり下ろし、続く8番・工藤は代わった2番手・谷元から死球を受け、再び押し出しで1点を追加。4対0とリードを広げます。

しかし6回裏。上野は1死1塁から糸井に適時二塁打を浴び今季初失点を喫すると、続く中田には2点本塁打を打たれ4対3。1点差に詰め寄られたところで上野は降板します。その後は2番手・服部と3番手・伊藤の細かい継投でしのぎますが、7回も続投となった伊藤が代打・二岡に適時打を打たれ、4対4の同点に追い付かれます。

終盤にかけて流れが相手に傾きますが、8回は4番手・カルロス・ロサが岡田の好守備もあって無失点でしのぎます。

同点のまま迎えた9回裏は薮田がマウンドへ。2死から連打を浴びて1,3塁の走者を置きますが、続く陽を渾身の直球で三振に仕留めます。9回裏途中で試合時間が3時間半を超えたため、規定により勝負は引き分けとなりました。

中盤に追い付かれて相手に勢いを渡すも、執念の守りを最後まで発揮して勝負を譲りませんでした。このことをプラスに捉え、明日からQVCマリンに戻って迎えるバファローズとのカードでも勝ち越しましょう!

vs北海道日本ハム 第12回戦

「4点のリードがあったから、逃げ切らないといけない。

6回のホームランは防がないといけない。4番バッターに初球を打たれたら。もう少し慎重に丁寧に投げていかないとね。あれで流れが変わってしまった。

本当なら勝てた試合だったが負けなかったことは良かった。暗くならずに気持ちを切り替えて、明日からのQVCマリンでの3連戦を戦いたい。

明日の先発は唐川侑己だよ」

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