2011.08.18 THU
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vs北海道日本ハム 第15回戦

今カード勝ち越しがかかる今日の試合。ファイターズ戦今季2度目の先発登板となる上野が、7月17日以来となるQVCマリンのマウンドに上がります。

先発の上野は初回から連続三振を奪う好発進を見せると、2回表には2死2,3塁のピンチで三塁手・今江が好捕。投手とバックが一体となって先制を許しません。

すると直後の2回裏に打線が攻撃開始。相手先発・ケッペルに対し、この回先頭の4番・カスティーヨ、5番・今江の連打で無死1,2塁とします。ここで6番・福浦が中堅手の頭上を越える2点適時二塁打を放ち、2対0と先制。さらに1死1,3塁と好機を広げ、9番・清田がキッチリ犠飛を放ち、3対0とします。しかしこれで終わらないのが今日のマリーンズ。続く1番・岡田の二塁打などで満塁とすると、3番・井口は押し出し四球を選び4対0。そして打者一巡となった猛攻の締めは、この回2度目の打席に立つカスティーヨ。弾丸ライナーを左翼席に運ぶ4号満塁本塁打を放ち、8対0に。「最高の場面で最高のホームラン。気分も最高だよ」と語る移籍後初の満塁弾で優位に立ちます。

序盤で大量リードを奪う展開でしたが、4回に1点を返されると、5回に相手の猛攻にあって6点を追加され、点差はわずか1点。相手に傾いた勢いを止めきれず、続く6回には8対8の同点に追い付かれてしまいます。

防戦一方となる展開の中、終盤8回表に右翼手・工藤と捕手・里崎が好守を連発。相手の流れを断ち切り、勝利への望みをつなぎます。

するとその裏。相手の3番手・榊原に対し、この回先頭のカスティーヨが猛打賞となる安打を放ち、続く今江が犠打で送ると、福浦が安打でつなぐなどして1死2,3塁と勝ち越しの好機を演出。ここで打席に入った7番・里崎が値千金の勝ち越し犠飛を放ち、9対8とします。

しかし激戦はこのまま終わりません。9回表に守護神・薮田を送り出しますが、鶴岡にソロ本塁打を打たれ、9対9と土壇場で追い付かれてしまいます。

9回裏も無得点で終わり、この時点で試合時間が3時間半を終えたため規定により9対9の引き分けで試合終了となりました。

点の取り合いとなった激戦は互いに譲らず決着がつきませんでしたが、ゲーム差無しで並んでいたバファローズが敗れたため、マリーンズが3位に浮上となりました。上位への足場を固めるべく、明日からQVCマリンで迎える最下位・ライオンズとのカードでも猛攻を仕掛け、打ち勝つ野球をしましょう。

vs北海道日本ハム 第15回戦

「2回に8点を取ったのだから逃げ切らないといけない。絶対に勝たないといけない試合。

その前の守りで今江がいいプレーで流れを作って攻撃で8点と勢いをつけた。8回も里崎のいいプレーで、その後自分で勝ち越し打を打って勢いを付けてくれた。勝たないと。

薮田は攻められない。ここまで、いい投球でチームを助けてくれている。こういう時もある。

先発の上野がしっかり投げてもらわないと。8-0だから絶対に勝たないといけない試合。

明日の先発のマーフィーに期待している。」

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