2011.09.01 THU
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vs北海道日本ハム 第18回戦

勝負の9月、最初の試合。2位・ファイターズを相手にカード勝ち越しを決めて勢いに乗りたいところでしたが、2対8の敗戦となってしまいました。

激しいポジション争いが繰り広げられる中、8月23日以来となる先発出場を果たした9番・根元が打線を活性化させました。

3回、先頭打者として打席に入った根元は、プロ初先発となったファイターズ・大塚の初球を捉え、遊撃手の頭上をライナーで越す安打を放ちます。

5回も先頭打者として迎えた第2打席、粘りながら外角のフォークボールを右手一本で拾い、二塁手の頭上を越える安打を放ちます。この巧打が今江、カスティーヨの連続適時打を呼び込み、2対2と同点に追い付く攻撃に結びつきました。

また7回、折れたバットが足に直撃して負傷降板となった3番手・伊藤の後を受けた山本徹が、QVCマリンのマウンドに初見参。最初の打者・糸井には一二塁間を破られ、2死1塁とされましたが、続く中田は直球を引っ掛けさせて遊ゴロに仕留めます。

続く8回は稲葉、小谷野を直球でいずれも外野フライ2本に抑えると、ホフパワーの打球は右中間に弾みます。しかし、2塁を狙ったホフパワーを右翼手・清田が素早く正確な送球で刺し、この回はファイターズの攻撃を3人で終わらせます。

最終回も続投となった山本徹は、1死から2本の安打と死球で満塁とされると、再び糸井との勝負を迎えます。カウント3-1からの5球目、開き直った山本徹は高めに伸びる直球を投げ込んで、パ・リーグの首位打者を捕邪飛に打ち取ってみせます。しかし、中田にフルカウントから直球を引っ張られた打球は三遊間を抜ける2点適時打となり、悔しいプロ初失点。ここで降板となりました。

しびれる場面で強打者とぶつかりながら積み重ねていく経験が、若い選手には何よりの糧になります。レギュラーシーズンも終盤に差し掛かりました。激しい順位争いの中で、持てる力を思い切り出していきましょう!!

vs北海道日本ハム 第18回戦

「大谷は点を取ってもらったあとにホームラン。何とか踏ん張ってもらいたかった。

伊藤のケガも心配。今はまだ病院に行っているから状態だからわからない。大事に至らなければいいが。

明日からは相手が変わる。明日、明日やるだけです。明日の先発は上野大樹だよ」

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