2012.03.16 FRI
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
1
0
4
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
5
X
R
H
5
8
6
9

vs阪神 オープン戦第1回戦

本拠地・QVCマリンのオープン戦開幕ゲームは、8回に4点差をひっくり返す劇的な勝利。3連勝となりました。

先発の渡辺俊は、コースを散らして緩急をつける投球。初回は球数を費やしながらも3者凡退に抑えると、2回以降はリズムに乗って凡打の山を築きます。3回までを48球、1人の走者も許さず開幕に向けて順調な姿を見せました。

2番・根元は、本拠地に戻っても好調ぶりを披露。5回に2死1,2塁で迎えた第3打席、タイガース先発・能見が投じた内角低めの難しい変化球を引っ張って一二塁間を突破。1対1の同点に追いつく適時打を放ちました。下位打線が好機を作って根元が生還させるという得点パターンが確立すると、攻撃に厚みが出ます。この調子をずっと維持してもらいましょう。

7回には4番手でルーキー・益田が登場。しかし、安打と四球で1死1,2塁とピンチを迎え、4番・マートンとの対戦となります。ここで外角低めのスライダーをバットの先で打たせて注文通りの併殺打に仕留めた益田。シーズン中は競った展開の7回を任せたい。そう思わせる投げっぷりの良さで、上々の本拠地デビューを果たしました。

4点差を追う8回は5番手・伊藤が3者凡退に抑える好投。それが呼び水となって打線がつながります。その裏、2死1,2塁から7番・大松の打球は3塁線に転がるボテボテの当たり。しかしダッシュで駆け抜け内野安打にすると、8番・里崎はバットを折られながらも左翼手の前に運ぶ2点適時打を放ち、3対5とします。さらに代打・清田が四球でつないで満塁とすると、代打・塀内がバットの先で遊撃手の頭上を越す2点適時打を放って5対5。続く根元の当たりは敵失を誘って6対5と勝ち越します。和のもと、大声援を送るファンとともに粘り強く闘う姿勢が、大逆転劇となって実を結びました。

最終回は守護神・薮田が締めくくり、勝利の形ができました。残りは7戦、この勢いで開幕まで突っ走りましょう!

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート