2012.06.13 WED
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vs広島 第3回戦

試合を優位に進めていくも、終盤カープ打線に追いつかれて3対3の引き分けに終わりました。

先発・グライシンガーは今夜も安定した投球。4回表までわずか1安打にカープ打線を封じ、味方の援護を待ちます。

5回表、6回表といずれも2三振を奪い、無失点に抑え続けたグライシンガー。7回表は先頭の梵に安打を許しますが、盗塁を捕手・里崎が素早い送球で封殺。カープの反撃を寄せ付けません。

8回表、1死から連打を許したグライシンガーは、2番手・益田の救援を仰ぎましたが、しっかりと試合を作りました。

また10回表、4番手・内が2本の安打を許し1死1,2塁となりますが、赤松を右邪飛に打ち取ると、中東は直球で見逃し三振。同点に追いつかれた後の嫌な流れを、気合の投球で払拭します。

打線はカープの先発・野村を打ち崩した4回裏の集中打が見事でした。2番・根元と4番・サブローの安打で1死1,3塁となると、打席には11日の試合で連続試合出塁が止まった5番・角中。ここはコンパクトなスイングで中前適時打を放ち、1対0と先制点を奪います。

さらに2死1,2塁から、打撃復調の7番・大松が2点目をたたき出します。初球、外角低めのストレートを逆方向にはじき返すと、打球は左中間に弾む適時打となります。大松はこれで6試合連続安打。完全復活まで、もう少しのところまで来ています。

続く8番・里崎は、バットを折りながら左中間に落とす適時打で3点目を奪取。この試合が始まるまで防御率1.52を誇っていた野村にプロの洗礼を浴びせました。

そして10回裏、2011年5月13日以来の1軍出場となった荻野貴が代走で登場すると、マリーンズファンは応援歌の大合唱で迎えます。荻野貴はこの歓声に、2塁への盗塁で応えました。

杉内、野村とセ・リーグで好成績を収める投手を立て続けに攻略した打線に、相手投手に重圧をかける快足・荻野貴が加わりました。明日も難敵・前田健を迎えますが、恐れることなどありません!

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