2012.06.20 WED
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vs東京ヤクルト 第4回戦

雨で流れに流れ、再び仕切り直しとなった交流戦最終戦。スワローズに対して打線が効率良く加点していくと、投手陣が完封リレーを演じて6対0で快勝となりました。

今日の勝利の立役者は、先発の渡辺俊、そして打者では角中でした。

渡辺俊は初回から腕をしっかり振って相手に対峙し、制球と球の切れが抜群。4回裏からは100キロを切る緩いカーブを多投。5回裏には今日初安打を許すも、後続を仕留めて無失点に抑えます。

またこの日3度目の打席に立った6回表には、2死2,3塁から中前適時打を放ち、プロ初打点を記録。「今年では一番良かったと思います」と自身の投球を振り返った渡辺俊は、7回を投げて110球、被安打3、奪三振3、与四球1と素晴らしい内容で、自身5月9日以来の白星となる今季3勝目を挙げました。

打線では角中が勝負強さを発揮し、先制打を含む3安打2打点の活躍。3試合連続となる猛打賞を記録しました。

初回に2死1,2塁としたところで、角中が打席へ。相手先発・館山から「必死に食らいついていきました」という当たりで適時打を記録し、先制点をたたき出しました。

6回表にも安打を放って好機のお膳立てをすると、4対0で迎えた7回表には2死2塁から左前適時打を放ち、今日自身2打点目。これで3試合連続となる猛打賞としました。

また、5回裏にルーキー・鈴木や岡田が見せた守備も見逃せません。

2対0とリードして迎えた5回裏。先頭の宮本が放った二遊間への高く弾むゴロを二塁手・鈴木が追い掛けてつかむと、遊撃手・根元にグラブトス。根元が1塁へ送球します。惜しくも安打とされたものの、鈴木が新人らしからぬ大胆不敵なプレーを見せます。この後は無死1,2塁とされるも、中堅手・岡田、そして再び鈴木が好守を披露。渡辺俊をバックが助ける「和」の力で、無失点に切り抜けました。

マリーンズの交流戦成績は12勝7敗5分で3位。期間中は成瀬がエースの矜恃を見せて4勝無敗。打者では、井口がチームトップとなる21打点を記録して中軸としての役割を果たすと、クリーンアップに定着して存在感を高めている角中は交流戦でも好調を維持し、今日の試合を終えて期間中の打率.349にまで上昇。再開されるリーグ戦でも力強い打撃を期待したいところです。

22日からいよいよリーグ戦再開。首位を堅守し、リーグ優勝へ向かって突き進みましょう!

渡辺俊投手

-今日のヒーローは渡辺俊投手です! 今日のピッチングをご自身で振り返っていかがでしょうか?

(渡辺俊)今年では一番良かったと思います。

-一番良かったということですが、具体的にはどういったところでしょうか?

(渡辺俊)内緒です。

-今日はスライド登板、そしてゲーム中盤までセンター方向に強い風が吹いていましたが、そのあたりの影響はどうだったのでしょうか?

(渡辺俊)風に関しては慣れていますが球場についてはあまり慣れていないので、集中力を切らさないように気を付けて投げていました。

-ほとんど芯で捉えられた打球がありませんでしたが、そのあたりはいかがでしょうか?

(渡辺俊)サト(里崎)がうまくリードしてくれました。

-そして今日は、何よりもバッティングですね。

(渡辺俊)たまたまです。

-あの打席は狙っていたのでしょうか?

(渡辺俊)いえ、たまたまです。

-バッティングは得意ですか?

(渡辺俊)好きではないです。

-そのバッティングでゲームの中で効いたタイムリーだったと思いますが?

(渡辺俊)その点では良かったと思いますが、打てたのはマグレです。

-これからファンの方々は渡辺俊投手の打席に注目していいでしょうか?

(渡辺俊)いえ、バントの練習だけしっかりしておこうと思います。

-今日は投打に活躍ということでおいしいビールが飲めそうですね。

(渡辺俊)今日はゆっくり楽しめると思います。

-交流戦最終戦を勝ったということで、気分良くリーグ戦に臨めるのではないでしょうか?

(渡辺俊)そうですね。嫌な流れが続いていたので、今日はいい流れで勝つことが出来て良かったです。ここからまたチームが上昇気流に乗っていければいいなと思います。

-その良い気分の中で、最後まで応援してくださったファンの皆様に力強いメッセージをお願いします。

(渡辺俊)今日も大声援ありがとうございました!

-今日のヒーローは渡辺俊投手でした!

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