2012.08.12 SUN
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vsオリックス 第17回戦

マリーンズの選手たちがビジターユニフォームを身にまとう「ブラックブラックナイト」となった今日の一戦。マリーンズファンで埋まる右翼席も黒一色に染まる中、勝利が期待されましたが追撃届かず1対5で敗れて連敗を喫しました。

「7番・一塁」でスタメン出場したベテラン・福浦は、先制打を放ちチームに勢いを与えました。

2回裏、1死1,3塁のチャンスで福浦は打席へ。相手先発・マエストリの初球となる高めの直球を振り抜き、中前へ運ぶ先制適時打を放ちました。「初対戦の投手でどういうボールを投げるか分からないから、ゾーンを上げて甘いボールを初球から行こうと思っていた」と振り返った福浦。ベテランらしい見事な読みで仕事を果たします。

打線が1得点に抑えられる中、4番・ホワイトセルは好調をキープ。今日も好機を演出しました。

2回裏、先頭打者のホワイトセルは死球で出塁し、連続試合出塁を15に伸ばします。続く角中の右前安打では痛みをこらえながら全力疾走。一気に3塁を陥れます。3塁まで進んだホワイトセルはその後、福浦の中前適時打でホームを踏み生還しました。

7回裏にはカウント1-0からマエストリが投じた高めの直球を振り抜くと、打球は瞬く間に右翼線沿いへ。飛び込んだ右翼手の横で弾み、打球はフェンスに到達。続く角中の右飛で3塁へ進み、得点のチャンスを演出しました。

投手陣では、先発・上野が降板した後、橋本、南昌輝の救援陣が試合を立て直しました。

橋本は5回表、2番手としてマウンドへ。1死から李大浩に左翼線を破る二塁打を打たれますが、続くT-岡田を中飛、バルディリスを左飛と長打力のある打者を外野フライに仕留めて相手の攻撃を断ちます。

その橋本の後を受けたのは3番手の南昌輝。6回表、四球と犠打で1死2塁とされますが、縞田に対しては緩いカーブで意表を突き見逃し三振に。スケールズに安打を許し2死1,3塁のピンチを迎えるも、最後は川端を外角の直球で空振り三振。粘り強く投げ続け無失点で切り抜けました。1軍昇格以降、救援陣の一翼を担う2人の存在は、今後もチームに欠かせません。

ホーム6連戦を終え、14日からは福岡、札幌とビジター6連戦が続きます。まずはホークス3連戦で久々のカード勝ち越しを果たし、上昇ムードで首位・ファイターズとの直接対決3連戦に臨みましょう!

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