2012.09.07 FRI
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vs福岡ソフトバンク 第22回戦

敵地・福岡に乗り込み3位争いを繰り広げるホークスとの、今季最終カードとなる3連戦がスタート。その初戦に勝利し連敗を脱出したいところでしたが、打線が抑えられ1対4と悔しい敗戦。連敗は6となりました。

先発・成瀬は力投を展開。敗戦投手となりましたが、その投球はチームを鼓舞し続けました。

成瀬は初回、変化球を決め球に使い危なげなく3者凡退。上々の滑り出しとなります。

2回裏は得点圏に走者を背負う苦しい展開となるも、粘り強く投げ続け無失点。3回裏も2塁に走者を背負いましたが、横浜高校の先輩・多村を一邪飛に打ち取ります。西本投手コーチも「しっかり低めへの意識を持って投げてくれている」と成瀬の投球を評します。

4回裏、成瀬は先頭のペーニャに二塁打を打たれますが、続く長谷川の送りバントを拾い上げ素早く3塁へ送球。見事なフィールディングでチャンスの芽を摘み取ります。その直後、江川に2点本塁打を許しますが、追加点は与えません。

2点を失った成瀬は5回裏、低めにボールを集め、3つのアウト全てを空振り三振で取る力投を展開。6回裏は無死1,2塁のピンチを迎えるも、柳田を内角の直球で併殺打、続く今宮を右飛に打ち取ってこの危機を脱します。

7回裏は1死1塁から明石に左中間を破られる適時三塁打を浴び、ここで悔しい降板となりました。今日の敗戦で自身4連敗となりましたが、次回登板こそはエースの称号にふさわしい完璧な投球内容でチームを勝利へ導くはずです。

8回から登板した3番手・中郷は、追加点を許しかねない逆境から粘りの投球を見せました。

8回裏、マウンドへ上がった中郷はいきなり江川に右中間を破られる三塁打を打たれ、無死3塁とピンチを迎えます。しかし、続く柳田を内角の直球で詰まらせ二ゴロに。さらに今宮も一邪飛、細川も中飛と力のある直球を投げ込み、無失点。相手に得点を許しませんでした。

また、9月4日以来のスタメン出場となったベテラン・福浦の一打も見逃せません。

1回表、2番・岡田が安打で出塁。相手先発・新垣の暴投もあって3塁へ進むと、4番・ホワイトセルが四球を選び2死1,3塁に。先制のチャンスで打席に入った福浦は初球を振り抜くと、打球はライナーとなって中前へ。スタメン出場では8月18日以来となる打点を挙げました。高い打率を誇る代打出場だけでなく、スタメン出場の福浦にも注目です。

6連敗、そして9月に入り未勝利と厳しい状況が続いています。しかし可能性がある限り、どんな逆境に立たされようと前を向き続けなければなりません。明日はヤフードーム初見参となる先発・マシスがこの悪い流れを止め、必ずや連勝の起点となる勝利を挙げてここから逆襲を見せましょう!

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