2012.09.09 SUN
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vs福岡ソフトバンク 第24回戦

ここまで10勝10敗3分と五分の成績となっているホークスとの今季最終カード3戦目。連敗を何としても止めたいところでしたが、打線が相手投手陣に封じられ0対3と悔しい完封負けを喫し、連敗は8となりました。

試合には敗れましたが、中盤以降は救援陣が力投を見せて試合を立て直しました。

まずは5回裏、先発・藤岡の後を受け2番手・中郷がマウンドへ。内川、ペーニャ、小久保の相手中軸を3者凡退に打ち取ります。6回裏も続投となった中郷。丁寧にボールを投げ込み2三振を奪うなど、相手打線に追加点を与えません。

7回裏は8月24日以来の登板となった3番手・橋本が登板。ブランクを感じさせない落ち着いた投球で3つのアウトを全てフライで仕留めます。

8回裏のマウンドへ上がった4番手・益田もこの良い流れに乗り、中軸から始まる攻撃を無失点で終える投球を見せました。

厳しい状況が続く中、救援陣の力投はチームを支えています。この頑張りが次戦こそ勝利という形で報われてほしいところです。

打線では3番・角中が8月17日以来となる猛打賞をマークしました。

まずは初回、1死2塁の場面で相手先発・武田の変化球を捉え、中前安打で出塁。角中の一打でチャンスを広げます。3回表にはファウルで3球粘った後に、高く弾んだ内野安打で9月5日以来の複数安打を記録します。

そして8回表、先頭打者として打席に立った角中は、相手3番手・藤岡の投じた外角への変化球を逆らわずにはじき返し、打球は三遊間を痛烈に破る左前安打となりました。今日の3安打で打率を再び3割に乗せた角中。今度は9月1日以来の打点を挙げ、連敗ストップの一翼を担ってもらいましょう。

また、昨日の試合で最終回に14球粘り四球を選んだ里崎が2安打と活躍。リードで救援陣をもり立てただけでなく、無得点に抑えられた打線の中で意地を見せました。

里崎は2回表、2死から直球を果敢に振り抜くと、打球は左前へ。2死から好機を演出します。7回表には右中間フェンスを直撃する二塁打を放ち、8月29日以来の複数安打となりました。今後の終盤戦、ベテラン・里崎の勝負強い一打がチームを勝利へと導くはずです。

今日の敗戦でホークス戦全対戦を終え、10勝11敗3分の負け越しが決定。所沢、関西、福岡と続いたビジターの戦いは8連敗と厳しい戦いを強いられ、5位転落となりました。11日からは今季32勝22敗5分と大きく勝ち越している本拠地・QVCマリンに戻り、2位・ファイターズと対戦します。ホームに集まるファンの強い後押しを受けてこの長いトンネルを抜け出し、勝利の女神を手元へ呼び寄せましょう!

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