2012.09.11 TUE
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vs北海道日本ハム 第18回戦

8月30日以来となる本拠地・QVCマリンでの試合は、先発・グライシンガーが終盤まで粘りの投球を続けると、打線は終盤に得点を奪い1点差に。9回の攻撃でのサヨナラ勝ちが期待されましたが、あと一歩届かず2対3で試合終了。連敗は9となりました。

グライシンガーは敗戦投手となるも、9回まで投げ切る粘りの投球を見せました。

初回、グライシンガーはコーナーを厳しく突き3者凡退。2回表はわずか6球で打ち取るなど快調な投球を展開します。3回表も下位打線を3者凡退に封じたグライシンガーは、西本投手コーチも「非常にいいテンポの投球」と評価。4回表は高めのボールを有効に使い3人で料理するなど、相手打線を完璧に封じます。

5回表に中田に先制ソロ本塁打を浴び、6回表には2者連続の適時二塁打を打たれるなど3点のリードを許します。それでもグライシンガーは大崩れすることなく、7回表、8回表と落ち着いた投球を見せ、ともに3者凡退に仕留めます。

9回表もマウンドへ上がったグライシンガーは、先頭の糸井に二塁打を許しますが、動じることなく中田、稲葉、小谷野と手強い打者たちを打ち取り無失点に封じました。

グライシンガーは9回95球を投げ被安打6、奪三振6、無四球、失点3の投球内容。不運にも勝ち星はつきませんでしたが、試合を作りました。次回登板こそは2009年以来となる4度目の2ケタ勝利が期待されます。

打線では、ホワイトセルが本塁打を含む2安打の活躍。再び好調さを取り戻しつつあります。

2回裏、先頭打者として打席へ入ったホワイトセルは、相手先発・武田勝の変化球に食らいつき、チーム初安打となる右前安打で出塁。この一打はホワイトセルにとって9月2日以来の安打となります。

そして7回裏1死の場面、ホワイトセルはカウント1-0から武田勝の投じた変化球をすくい上げ、打球は左翼席へ。8月31日以来となる7号ソロ本塁打で1点を返します。「とにかく自分の仕事をしてチームに貢献するだけ」と淡々と振り返ったホワイトセル。この日の試合前まで4試合連続無安打とスランプが続いていましたが、この本塁打を機に、月間MVPを獲得した8月の打棒が復活することでしょう。

また、根元は1点差に詰め寄る適時打を放ち、連続試合安打を10に伸ばしました。

2点を追う8回裏、7番・今江の安打、代打・井口の四球などで1死2,3塁とチャンスの場面で打席へ。相手2番手・増井の直球を捉えた打球は中前へ転がる適時打となり、2対3と迫りました。厳しい状況の中、9月はここまで全試合で安打を放っている根元。8月下旬から1番打者に定着しつつある切り込み役・根元の一打が、明日こそはチームを連敗ストップへ導くはずです。

1点差ゲームを落とす非常に悔しい敗戦となり、連敗は9となりました。しかし今日は各々が勝利へ向けて確かな執念を見せることができました。明日はさらに強い勝利への執着心を持って臨み、トンネルを一気に抜け出しましょう!

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