2012.09.12 WED
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vs北海道日本ハム 第19回戦

幕張の夜空に清田、ホワイトセル、井口、サブローが放った4発の”花火”が打ち上がり、13安打10得点。10対0の圧勝で、連敗を9でストップさせました。

猛打を呼び込んだのは、今日1軍復帰した2番・清田でした。1回裏、1死から相手先発・多田野の球を右中間にはじき返す二塁打を放ち、一挙5点を奪うビッグイニングを呼び込みます。

逆方向に大きな当たりを放てる清田の真骨頂は2回裏、1死1塁で迎えた第2打席。外角高めの直球を逆らうことなく打ち返すと、打球はそのまま右翼ポールを直撃。「今はタイミングだけ意識しています。ファームでそこだけを意識してやってきたので、成果が出てよかったです。とにかく、必死ですよ」と語る清田の5月6日以来となる2号2点本塁打で、7対0と一気に試合を決めました。

4番・ホワイトセルは、4打数3安打3打点の大暴れ。1回裏は1死1,2塁から、低めの変化球に詰まらされた当たりが遊撃手の頭上を越える左前適時打となり、先制点をもたらします。

2回裏は、相手2番手・森内の直球をフルスイング。「しっかり強いスイングで、芯で捉えることができた」滞空時間の長い当たりは右翼席に飛び込み、2試合連発となる8号ソロ本塁打に。さらに7回裏の第4打席でも、1死1,2塁から再び左翼手の前に打球を落とす適時打を放ち、猛打賞を獲得。勝利に結びつくパワフルなバッティングで、チームを引っ張ってもらいましょう。

6番・井口は”花火大会”の口火を切る一発を放ちました。1回裏、ホワイトセル、5番・角中の連続適時打で2点を奪い、なおも1死1,2塁となった場面で、外角低めのスライダーをジャストミート。打球は大きな放物線を描いて左翼席に飛び込みます。10号3点本塁打で、5対0と点差を広げました。

さらに7番・サブローにも、7月16日以来となるアーチが生まれます。8回裏、相手4番手・矢貫の直球を捉えた打球は、高く舞い上がって左翼席に着弾。ゆっくりとベースを一周したサブローの7号ソロ本塁打で、2ケタ得点に到達しました。

投げては今季4度目の先発マウンドに向かった大谷が粘投。2回表は2本の安打で2死1,2塁とされますが、鶴岡を投ゴロに打ち取り、最初のピンチを切り抜けます。3回表は2死から四球を与えたものの無失点。4回表は1死から連打を許しますが、後続を飛球2本に抑えます。

5回表も2死から連打を浴びますが、中田を二ゴロに打ち取った大谷。6回表にも1死からの連打で1,2塁とされますが、鶴岡が放った球足の速いゴロは、二塁手・井口が横っ跳びで好捕。うつぶせのまま2塁にトスして1塁ランナーを封殺する気迫の守備にもり立てられた大谷は、続く中島卓を左邪飛に抑えて得点を許しません。

9月8日以来となる中3日の登板で、6回を96球、被安打8、奪三振1、与四球1、無失点。今季4勝目を手にしました。

マリーンズらしいつながりのある攻撃と、完封リレーで悪い流れを一気に払拭。さぁ、ここから逆襲開始です。まずは明日の試合に勝って、カード勝ち越しを決めましょう!!

ホワイトセル選手、大谷投手、清田選手

ファンと喜びを分かち合うホワイトセル!
大谷がファンとタッチを交す!
一軍復帰を果たし活躍した清田がファンの声援に応える!

-今日は素晴らしいホームランを含みます、3安打3打点、ジョシュ・ホワイトセル選手です。ナイスバッティング!!

(ホワイトセル)アリガトウゴザイマス!

-ホワイトセル選手のバットで、9連敗のトンネルを抜け出すことができました。

(ホワイトセル)9連敗中だんたんですけれど、今日はなんとかみんなの力で連敗を止めることができました。非常に良い勝ち方ができたので、これから良い形で進むと思います。

-昨日も素晴らしいホームラン。そして、今日も素晴らしいホームランでしたね。

(ホワイトセル)自分自身、良いバッティングができたと思います。昨日も今日も良い形でホームランが打てましたので、なんとか明日は勝って、カード勝ち越しを決めたいと思いますので、応援をよろしくお願いします。

-最後に、マリーンズファンにメッセージをお願いします。

(ホワイトセル)オウエンアリガトウ、キモチイイ、ガンバリマス!!

-続きまして、投のヒーロー。大谷智久投手です。ナイスピッチング!!

(大谷)ありがとうございました!

-中3日での先発登板。疲れは無いですか?

(大谷)中1日もあるので、まぁ特に疲れは無かったです。

-今日はどんな気持ちでマウンドに上がったのでしょうか?

(大谷)9連敗という形だったので、勝ちたいという気持ちを昨日から持って、しっかり準備してきました。

-そんな中、初回の大量得点というのはかなりの勇気になったのではないですか?

(大谷)気分的にも楽に投げさせていただきましたし、8点という大きな点数だったので、本当に助かりました。

-この後も大谷さんのピッチングは非常に大事になります。期待してもいいですよね?

(大谷)はい。投げる試合は全部勝つつもりで頑張ります。

-それでは最後に、マリーンズファンに熱いメッセージをお願いします!

(大谷)これから上を目指して頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!!

-本拠地・QVCマリンフィールドにこの男が帰ってきました。ナイスバッティング、清田育宏選手です!

(清田)ありがとうございます。

-お帰りなさい!

(清田)ただいま!

-みんなが待っていました!

(清田)本当ですか? ありがとうございます!

-1軍復帰でいきなりの大活躍。久しぶりの1軍の試合はいかがだったでしょうか?

(清田)1打席目はすごい緊張したんですけど、良い形でヒットが打てたので、2打席目以降はすごい楽に立てました。

-清田さんのバッティングが、マリーンズ打線の目を覚まさせましたね。

(清田)いや、どうですかね。自分は自分のできることをやっただけなので。はい。

-一気にチームが明るくなったような気がしたんですけれど、いかがでしょうか。

(清田)そのために帰ってきたので、全力で頑張りたいと思います。

-では、せっかくなので、最後まで熱く応援してくれましたマリーンズファンを明るくしてもらってもいいでしょうか。マイク預けます。

(清田)今日は応援ありがとうございました。明日もみんな一つになって勝ちましょう。ありがとうございます!!

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