月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる、2019年8月度「スカパー!サヨナラ賞」が発表され、パ・リーグで清田育宏選手が受賞しましたのでお知らせいたします。
清田選手は、8月6日(火)ZOZOマリンスタジアムで行われた対福岡ソフトバンクホークス16回戦、2対2で迎えた延長11回裏1死1塁の場面で打席に立つと、打った瞬間にスタンドインとわかるサヨナラ2点本塁打を左翼席に叩き込んだ。チームを勝率5割復帰に導く劇的な本塁打は、自身初のサヨナラ本塁打となった。
この試合、千葉ロッテは先発の岩下投手が初回に右足を痛めてまさかの降板、その後3番手石川投手が4回を無失点に抑えるなど、継投で踏ん張っていたものの、1点リードの8回に5番手唐川投手が福岡ソフトバンクのデスパイネ選手に痛恨の一発を浴び同点となり、試合はそのまま延長戦へ突入する。迎えた延長11回、この回から福岡ソフトバンクのマウンドには松田遼投手。先頭打者が四球で出塁し、続く打者がレフトフライに倒れ1死1塁となり、打席にはこの日5打席目の清田選手。カウント2-2からの5球目を振りぬくと、打球は高々と幕張の夜空に舞い上がりレフトスタンドに飛び込んだ。自身初のサヨナラ本塁打は、11回で7投手を費やす厳しい消耗戦を粘り強く戦ったチームを救う最高の結果となった。スカパー!サヨナラ賞は2018年5月度以来自身2度目の受賞となった。