鴨川市総合運動施設内鴨川市営球場

【選手の声が響いたメイングラウンド】

前日に続いて、この日も午前中に体力強化メニューが組み込まれました。同じ強化トレーニングでも内容は日替わり。大迫コーチと楠コーチが工夫を凝らし、選手は飽きることなく自らを追い込んでいきます。
午後からは各選手が特打や特守に励みます。メイングラウンドで6ヶ所の打撃まわりに臨んだのは、清田選手・鈴木選手・田村選手・細谷選手・角中選手・加藤選手。脚立を利用したティーバッティングに苦しそうな表情で挑んだ清田選手と角中選手や、バットを振り終えてその場に倒れこむ加藤選手の姿が見られるなど、どの選手も余力を残すことなく練習を行いました。その横では、吉田選手が吉鶴バッテリーコーチとマンツーマンで特守。時には厳しくも、期待のこもった吉鶴コーチの指導を一身に受け、吉田選手の気合いの入った声がグラウンドに響いていました。

投手陣では、大谷投手・松永投手・香月投手が2日連続のブルペン入り。今年、中継ぎとして安定感をみせた大谷投手は「良いときも悪いときもなんとか粘りながら、調子の悪い波を小さくできた1年」と今季を振り返ります。このキャンプでは腕をしっかり振って、低めに強い球を投げられるように意識。できる限りブルペンで投球を行っていきたいとのことでした。

後半のリポートでは、マリーンズのコーチとして初めてのキャンプを迎えている小林雅英コーチの声などをお届けします。

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