2009.06.08 MON
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vs横浜 第4回戦

2勝1敗で迎えた、敵地・横浜スタジアムでのベイスターズとの最終戦。
マリーンズの先発は、横浜スタジアム初登板の3年目・大嶺。一方、7連敗中のベイスターズの先発は、18年目のベテラン・三浦。大嶺は今日こそ3度目の正直で、交流戦プロ初勝利を飾りたいところです。

早めに大嶺を援護したい打線でしたが、3回までに6三振を奪われるなど、ベイスターズの先発・三浦のテンポの良い投球をとらえられず、3イニング連続3者凡退に封じられてしまいます。

ベテラン・三浦の若々しい投球に触発されたのか、負けじと大嶺は安打を許すものの、3回までベイスターズ打線に2塁を踏ませぬ好投を披露。試合は序盤から投手戦の様相を呈します。

すると、打線が2回り目を迎えた4回に奮起します。先頭・早坂のチーム初安打を放つと、福浦がきっちり犠打で進め、1死2塁のチャンス。ここで昨夜、3年ぶりに1試合2本塁打を放った大松が、2試合連続となる7号2ランを右翼席へ叩き込んで2対0。喉から手が出るほど欲しかった先取点を奪い、大嶺を後押しします。

さらに5回にも、昨夜バースデーアーチとなる満塁弾を放ったランビンが二塁打を放ち、1死2塁と追加点のチャンスを作ると、続く今江が適時打を放って3対0。少ないチャンスを得点につなげ、着実にリードを広げます。

しかしその裏、無死から石川、新沼に連打を浴びると、続く三浦の犠打で1死2,3塁とこの試合初めて3塁に走者を進められると、続く金城に死球を与え、1死満塁のピンチを招きます。ここで北川に1-2から直球を狙われ、プロ初アーチとなる1号逆転満塁弾を右中間席へ運ばれ、3対4。勝利投手の権利を目前に、まさかの一発で逆転を許してしまいます。

すぐさま反撃を見せたいマリーンズでしたが、6回以降安打は放つもののベイスターズの繰り出す投手リレーの前に最後まで得点は生まれず、そのまま3対4で敗戦を喫してしまいました。

先発・大嶺は6回を投げ、84球、被安打8、奪三振5、与四死球1、失点4という内容で、自己ワーストの3連敗で、今季4敗目を喫してしまいました。4回まで一発のあるベイスターズ打線を無失点に封じ込めていただけに、大嶺にとってはまさに魔の5回となってしまいました。
チームも今季交流戦初のカード勝ち越しは、またしてもお預けというかたちになってしまいました。

明後日からは、今季は敵地で連敗を喫したものの、交流戦通算では22戦14勝と大きく勝ち越しているカープを、千葉マリンに迎えます。
是非とも返り討ちで交流戦初のカード勝ち越しを飾り、浮上のきっかけとしたいところです。

vs横浜 第4回戦

「大嶺は5回にバントヒットからリズムを崩しランナーをためてホームランバッターではない打者に甘いボールを打たれてしまった。
1死2,3塁からの死球が痛かった。満塁になってピッチングが苦しくなってしまった。

一つ一つ経験、勉強し成長していってほしい。6回は気を取り直して抑えてくれた。5回以外はとてもいい投球内容だった。

大松はここ2試合でホームラン3本と状態はよくなっている。最後の打席のレフトフライもいい当たりだった。彼の復調はチームにとっても大変喜ばしい事。

明後日からはマリンに戻ってカープとの試合。交流戦も残り4カード。いい戦いをファンに見せたいね。」

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