2009.06.28 SUN
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対北海道日本ハム 第8回戦

レギュラーシーズン再開直後の3連戦での同一カード3連敗は絶対に阻止したいマリーンズ。
前回登板でタイガース相手に8回1失点の好投で3勝目を挙げた小野が、連敗ストッパーとして満を持して
2週間ぶりの先発のマウンドに立ちます。

その小野は、変化球を低めに集め、ストライクを先行させるテンポの良い投球でファイターズ打線を寄せ付けない上々の立ち上がりをみせます。

小野を援護したいマリーンズ打線は、ファイターズの先発・スウィーニーに対して2回、
先頭の5番・サブローが左中間に二塁打を放ち出塁すると、続く6番・橋本将が一塁手・高橋の前で大きくバウンドが変わる幸運な右前適時打を放ち先制。さらにベニーが四球で出塁すると、2死後、1番・西岡が三塁線をしぶとく破る適時打で2対0とします。

序盤3回を被安打1と快調な投球をみせていた小野でしたが、4回、先頭の森本に不運な内野安打を許すと、
続く稲葉に右中間へ10号2点本塁打を運ばれ、2対2の同点に追いつかれます。

その後、小野は試合開始時点から降り続く雨の中でも制球を乱すことなく、5回、6回と3者凡退に抑えます。

すると何としても小野の好投に応えたいマリーンズは6回裏、先頭の7番・ベニーが遊撃手・金子誠の横を抜ける ライナーで左中間へ運び、巨体を揺らして2塁を陥れる好走塁で2塁打とすると、続く8番・バーナムJr.の進塁打で1死3塁とします。ここで、9番・今江は初球をファールにした後の2球目に意表を突くスクイズを敢行。これが見事に決まり、3対2。好走塁、進塁打、犠打と効率の良い攻撃で貴重な勝ち越し点を奪います。

6回裏を終了した時点で雨足が強まり、試合が中断。
結局、このまま15時47分に降雨コールドで試合終了。3対2で
首位・ファイターズとの接戦を制し、連敗をストップしました。

レギュラーシーズン再開後2試合で安打6本と元気がなかったマリーンズ打線でしたが、
今日は6イニングで安打7本と奮起し、勝負どころで打線がつながりました。

先発・小野は6回を80球、被安打3、奪三振6、無四球、失点2という稲葉の本塁打以外は危なげない投球で4勝目を挙げました。

1日休みを挟んで、30日からは敵地に乗り込んで4位・ライオンズとの3連戦。
今日の勢いそのままに3連勝し、まずは4位、そしてクライマックスシリーズ圏内の3位を
目指す足掛かりとなる戦いにしたいところです。

vs日本ハム 第8回戦

「6回の今江のスクイズはバーナムJr.の打席から考えていた。天候もよくなかったし、最後の回になるかもしれないという思いもあった。この回に点を取る事が重要だった。今江がしっかり決めてくれた。

先発の小野晋吾は4回は2安打されたが、それ以外は完璧な内容だった。どの球でもストライクを取る事が出来ていた。天候が悪く、悪条件の中チームを勝利に導いてくれた。

ここから、いい展開になってくれるだろう。いい打者が揃っている。爆発してくれるのも近いだろう。

明後日からは西武球場でライオンズとの試合。いい形で臨めるね」

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