2010.03.16 TUE
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vs 広島 オープン戦第3回戦

14日の試合でサヨナラ勝ちを収め、勢いに乗るマリーンズ。4日後のペナントレース開幕戦を最高の状態で迎えるためにも、今日のオープン戦最終戦も勝利で飾りたいところです。先発のマウンドには、今季さらなる飛躍が期待される唐川が上がりました。

唐川は初回から100キロ台の緩いカーブを駆使するなどして見事な緩急を生み出し、カープ打線を手玉に取っていきます。

するとその裏、打線がすぐさま唐川を援護。1番・西岡、2番・荻野貴の快足コンビが連続でセーフティーバントを試みるなどして制球の定まらないカープ先発・齊藤を揺さぶり、その後2つの四球で2死1,2塁とします。ここで5番・サブローが放った打球は右中間へ。1塁走者の金泰均もタックルで捕手・石原を吹っ飛ばすなど気迫を見せ、2対0と先制に成功します。

このまま試合の主導権を渡さずにいきたいところでしたが、3回表、唐川がリズムに乗り切れず四球と味方の失策などで2死2,3塁とされます。ここで迎えたオープン戦首位打者の天谷に中越2点適時二塁打を許し、2対2。試合は振り出しに戻ってしまいます。

試合も中盤の6回、2死から登板の3番手・上野が2死満塁のピンチを招きますが、最後は梵を力のある直球で空振り三振に仕留め、もう一度流れを引き寄せます。

すると直後の攻撃。2死から西岡が左中間を鋭く破る二塁打でチャンスメイクすると、続く荻野貴が振り抜いた打球は右中間を深々と破り、荻野貴も快足を飛ばして3塁へ。1,2番コンビの連続長打で3対2と勝ち越しに成功します。

さらに続く7回には相手の失策と二塁打で無死2,3塁とし、代打・大松の犠飛でまず1点を追加し、4対2。なおも1死1,3塁から8番・里崎の中越2点適時二塁打、さらに相手の失策なども絡み、7対2とリードを5点に広げます。

その後マリーンズは8回を伊藤、9回は薮田と救援陣がそれぞれキッチリと3人で締めて試合終了。オープン戦最終戦を白星で締めくくることができました。

先発の唐川は5回を92球で与四死球5と制球に苦しみましたが、被安打2、奪三振5、自責点0という粘りの投球。打線も2ケタ10安打で7得点と繋がりのある効率の良い攻撃を見せました。

これでオープン戦を終え、いよいよ20日にシーズン開幕を迎えます。開幕から連勝を重ねてスタートダッシュが切れるよう、士気を高めていきましょう!!

vs 広島 第3回戦

「先発の唐川はストレートが走っていたし精度もよかった。開幕へ向けて準備は出来ている。心配していない。

荻野貴は今日もいい仕事をしてくれた。2番としての仕事が出来ている。ゲームは数少なかったが、自分の役割がしっかり分かっている。開幕スタメンも十分あると思う。

今日でオープン戦が終了したが一番の収穫は大きな怪我が無かった事。細かいミスや多くの反省はあったが、シーズンへ結びつく試合は出来た。開幕へ向けては順調に来ている。

明日から3日間の練習でベストの状態を作り、20日の開幕を迎えたい」

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