2010.04.28 WED
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
2
0
X
R
H
1
5
3
9

vs埼玉西武 第8回戦

昨夜からスタートした9連戦の最初のカードは、2位・ライオンズとの首位攻防3連戦。初戦は渡辺俊が好投するも中村の本塁打で逆転され、黒星スタートとなったマリーンズ。ゲーム差なしで迎えた今日の試合、負ければ首位陥落となる大事な試合のマウンドに、唐川を送ります。

その唐川は初回、先頭の片岡に安打を許しますが捕手・里崎が栗山の打席で片岡の二盗を封じます。さらに栗山の二塁打で1死2塁とされた場面で中島には鋭いライナーを三遊間に打たれますが、三塁手・今江が横っ飛びで好捕するなど、バックの好守にもり立てられて無失点で切り抜けます。

唐川を援護したい打線は2回、制球に苦しむライオンズ先発・石井一に襲いかかります。安打と四球で1死1,2塁とすると、9番・今江がしぶとく一二塁間を抜ける適時打を放ち1対0。先制に成功します。

援護を受けた唐川は2回を3者凡退に封じると、3回以降は毎回走者を出しますが、要所を締める投球で相手打線に反撃を許しません。

しかし5回、2死から大崎にプロ入り初となる1号ソロ本塁打を右翼席に運ばれ1対1。同点に追いつかれてしまいます。

勝ち越したい打線は直後の6回表、1死から5番・大松が右前安打で出塁しますが、後続が2者連続三振に抑えられ、調子を上げていく石井一の前に封じられます。

一方の唐川は7回、2本の安打と犠打などで2死1,3塁とされると、片岡の打球は大きく弾む不運な適時内野安打で1対2。勝ち越しを許し、さらに続く栗山の中前適時打と連打を浴び、1対3と点差を広げられてしまいます。

試合をひっくり返したい打線は8回、先頭の2番・荻野貴がこの回から登板したライオンズ2番手・藤田から安打を放って出塁。捕手・細川の捕逸で2塁に進みチャンスを作りますが、後続が打ち取られ得点を奪えません。

9回はライオンズ3番手・シコースキーの前に1死から代打・福浦が四球を選びましたが反撃はここまで。昨夜と同じ1対3のスコアで連敗となってしまいました。

今日の負けでライオンズに首位の座を明け渡してしまったマリーンズ。プロ初登板となる2年目・香月が先発する明日の試合はバックが盛り立てて勝利をおさめ、連敗を引きずらない強い戦いぶりを見せてすぐさま頂点を奪い返しましょう!!

vs埼玉西武 第8回戦

「連敗してしまい、首位を受け渡してしまったが、まだ貯金が7ある。こういう時もある。

打線が繋がらない時もある。まだ、シーズンは始まったばかり。これからだよ。

唐川もよく投げてくれた。とにかく、一試合一試合全力で戦うだけ。また明日やります。

明日の先発は香月良仁だよ」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート