CHIBA LOTTE MARINES CUP

本大会は、2025年度公認野球規則および下記の大会特別規定を適用する。 また、試合当日、各チームは必ず「大会規定」及び「公認野球規則」を携行すること。

1.

本大会に参加できる選手は所属団体の規定を満たすものとする。ただし、本大会の参 加資格は、各所属団体に登録を完了したチーム（監督、コーチおよび選手）とする。

2.

チームは、25名以内の選手で編成し、ベンチに入る監督、コーチ（スコアラーを含 む）は4名までとする（成人のみ）。コーチにおいては、最大4名までの事前登録を認 める。ただし、人数が少ないチームについては、合同チームとして大会に参加するこ とを大会本部へ申し出て承認されれば、参加を認める。本大会登録締切日以降の選 手、監督の変更は原則として認めない。ただし、コーチ（スコアラー含む）に関して は大会１週間前までに大会本部に申し出て承認されれば登録の変更が認められる。ま た、登録された監督・コーチ全員が何らかの事情でベンチにはいることができない場 合、大会本部の承認を得たうえで新たに１名、チームの指揮を執るものをベンチに入 れることができる。また、登録された選手が怪我や病気のため出場できなくなった場 合は、登録選手変更届に変更理由を記入の上、大会１週間前までに大会本部へ申し出 て承認されれば選手の変更ができることとする。なお、出場選手の登録を抹消された 選手は再び出場選手の登録を申請することはできない。併せて、同一選手の別チーム への登録は不可とする。また、全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップおよび 所属団体の関東大会および選抜大会、全国大会へ出場を予定するチームについては、 ＜その他の注意事項・依頼事項＞内の5項での対応も可能とする。当該チームは大会本 部の指示に従うこと。

3.

選手、監督、コーチは同一のユニフォームを着用すること。ただし、スコアラーはユ ニフォームを着用しない。合同チームにおいては本項を適用しないが、背番号は重な らないものとする。なお、背番号は所属の団体の規定に従う。

4.

各チームは必ず成人である責任者が引率し、大会中（開会式から解散まで）は、選手 の行動ならびに観客席での応援などに対して責任を負うこと。

5.

大会中の負傷または疾病に対して、各チームは常に薬具を準備して応急処置に備える とともに、その後の処置についても各チームで対処し主催者は責任を負わない。

6.

ゴミは球場施設内に捨てず、必ず持ち帰ること。スタンドで応援する選手、家族にも 徹底すること。

7.

各チームグラウンド、公営球場使用する際は、各球場の規定に従うこと。使用チーム 関係者はマナーを徹底すること。(喫煙ルール等)

8.

各チームの監督または代理の者は会場到着後、速やかに所定のメンバー表5通(1セッ ト)を大会本部に提出すること。（第一試合チームは試合開始90分前に会場集合）試合 開始予定時刻40分前または前試合4回終了後（コールドゲームの際は試合終了次第）、 審判員立会いのもとで攻守の順を決める。 チームが試合開始時間までに現れないときには、球場責任者、責任審判員が協議して没 収試合を宣言することがある。 メンバー表交換の際、所定の投球数確認シート（投手ごとに全試合の投球数を記載）も 併せて提出すること。仮に、試合開始時間に遅れた場合投球数については、日本中学硬 式野球協議会が定めた【中学生投手の投球制限に関する統一ガイドライン】に準ずる。 また、大会本部は提出されたオーダー表と登録原簿との照合を行なうとともに、試合開 始前に用具の点検もおこなう。

＜投球数シートの運用方法＞

• ・各試合終了後、本シートの投球数を自チームスコアラーが記入・サイン後、自チーム監督へ 確認を求める。
• 下段の確認欄にサイン後、速やかに大会本部へ持参すること。
• 大会本部にて当該試合控え審判の確認を受け、サインされたものを次試合まで保管するこ と。
• 各チームは、次戦時開始前に３部コピーして大会本部へ提出すること。
  • 注)連戦の場合は試合前の攻守決定時に投球数確認シートを相手チームに開示する。
  • 注)連戦の場合は投球数確認シートを当該試合控え審判が預かり、試合終了後に両チームのス コアラーと監督は本部席で投球数を記録・確認後、当該試合控え審判の確認を得る。
• 鉛筆での記入と複写したシートは無効とする。
• 「投球数確認シート」は、毎試合同一のシート（原本）にて管理・提出のこと。

9.

各試合は7回戦で行い、4回終了をもって正式試合とする

10.

試合時間は2時間とする。（決勝戦も含む） ただし、審判員が認めたものによる中断は試合時間に計測しない。

11.

試合成立後に、降雨や視界不良などにより試合続行が不可能となった場合、両チー ムが完了した均等回の総得点で勝敗を決する。同点の場合は最終回時点で出場してい たメンバー全員の抽選とする。試合成立前に、上記の理由により試合続行が不可能に なった場合は、サスペンデッドゲームとし、大会本部が指定した日時、場所で、中断 した状況で再開する。

12.

4回以降10点差、5回以降7点差の場合、コールドゲームとする。（ただし、決勝戦 にはコールドゲームを適用しない）7回終了あるいは、試合開始から2時間（決勝戦も 含む）を超えて（いずれか早い方）両チームの点数が等しい場合、以下の方法でタイ ブレーク方式を実施する。

＜タイブレーク実施細則＞

7回終了時あるいは試合開始から2時間（決勝戦も含む）を超えて（いずれか早い方）両チ ームの点数が等しい場合、以降の回の攻撃は、一死走者満塁の状態からおこなうものとす る。

• 打者は前回正規に打撃を完了した打者の次の打者のものとする。
• この場合の走者は、前項による打者の前の打順のものが一塁走者、一塁走者の前の打順 のものが二塁走者、そして二塁走者の前の打順のものが三塁走者となる。
• この場合の代打および代走は認められる。
• 勝敗の決定は2回（決勝戦は3回）までとし、未決着の場合は抽選とする。（抽選は、く じを用意するので、最終守備・攻撃の18人がくじを引き、〇の多かったチームを勝者と する。

13.

投手の投球数については、日本中学硬式野球協議会が定めた【中学生投手の投球制 限に関する統一ガイドライン】に準ずる。本項はタイブレークにも適用する。ただ し、サスペンデットゲームの再開による試合等について、大会本部が特に指定した場 合は投球数制限の対象外とする。

14.

選手が打席に入るときは、必ず両耳付きヘルメットをかぶること（次打者を含 む）。また、走者も危険防止のため必ず着用すること。なお、捕手も防護用ヘルメッ トと所定の防具を着用すること（練習時も含む）。

15.

特別代走を認める。これは、特別な事情（死球による負傷など）により、一時的に 休めば試合に出場できると審判員が判断したときに限り適用できる。この場合、その 打者の最も近い打撃の完了した選手（投手および捕手を除く）を特別代走者とする。

16.

本大会では、金属製バットのうち、金属と他の材質との接合バットの使用を認め る。木製バットについては、一本の木材で作られているもののみ使用を認める。

17.

監督またはコーチが一試合（7イニング）に投手のもとへ行ける回数を2度までとす る（投手を交代させた場合は回数として数えない）。2度投手のもとへ行った後、3度 目以降に行けば、そのときの投手は自動的に交代しなければならない。なお、タイブ レークに入った場合は、それ以前の回数に関係なく、一度だけ投手のもとへ行くこと が許される。野手の守備タイムについては1イニングにつき1回までとする。

18.

監督またはコーチが投手のもとへ行くことに関して野球規則5.10(ℓ)を適用するが、 投手は自動的に試合から除かれることはなく、他の守備につくことができる。また、 一度他の守備についたこの投手が再び投手の位置につくこともできることとする。

19.

監督またはコーチから、打者または走者への指示のためのタイムについては１試合 （７イニング）につき２回までとするタイブレークに入った場合は、それ以前の回数 に関係なく１回だけ許される。なお、選手の怪我や交代などの場合は回数としてカウ ントしない。

20.

申告敬遠を採用する。守備側チームの監督が審判員に故意四球の意思を伝えた場 合、ボールデットで打者を１塁に進める。

21.

その他特に定めのない限り、2025年度公認野球規則を適用する。

22.

球場に到着したチームは、速やかに大会本部にその旨を報告すること。

23.

ベンチは組み合わせ表の若い番号のチームを一塁側とする。

24.

グラウンドインから試合終了まで、監督、コーチ、スコアラー、登録選手以外はベ ンチに入ることができない。

25.

グラウンドインしたチームは球場責任チームの運営委員の指示のもと、速やかに試 合前の練習を行うこと。グラウンドルールがある場合はそれに従うこと。

26.

試合前のシートノックは5分間とする。ただし試合の遂行上行わない場合もある。

27.

試合をスピーディーに行なうため以下の項目を守ること。

• 攻守交代時に守備に移るチームが速やかにポジションにつくことはもちろんのこと、攻 撃に移るチームも第一打者とベースコーチはミーティング（円陣）に加わらず、所定の 位置に速やかにつくこと。
• 投球を受けた捕手は、速やかに投手に返球し、これを受けた投手は、ただちに投手板を 踏んで、投球位置につき、捕手からのサインを受けること。
• 打者は、みだりにバッターボックスを出ることは許されない。たとえ、タイムを要求し ても審判員がタイムを宣告しないときはインプレイとする。
• 次打者は、必ずネクスト・バッタースサークルに入り、待機すること。
• 捕手は、投手への返球や、野手に声をかけるために、一球ごとにホームプレートの前に 出たりしないこと。

28.

コーチボックスには、ヘルメット着用の監督、コーチ、選手のいずれかが入るこ と。ただし、選手が入る場合は必ず両耳ヘルメットを着用すること。

29.

規則6.04に規定のとおり、監督、コーチ、選手、スコアラー等いずれも相手選手を 惑わすような行動をとってはならない。

30.

手袋、リストバンド、エルボーガード、フットガードの使用を認める。

31.

選手が使用する道具については、リーグごとの規則に則り使用を認可する可能性が ある。

32.

試合中、次の試合のチームはグラウンド内で投球および送球練習をしてはならな い。ただし、グラウンド外に投球練習場がない場合、次の試合のバッテリー1組は５回 以降ブルペンで投球練習をすることができる。

33.

グラウンド内でのブルペンで投球練習を行うときは安全対策上、打球監視員を必ず １名置くこと。

34.

バットボーイ、ボールボーイ、シートノック補助員は登録選手が務める。

35.

球場外でのボール・バットを使ったウォーミングアップは、安全上の問題から禁止 とする。 試合前の球場内でのキャッチボールの時間および順番については、各球場でのアナウ ンス・時間管理を行う。1 塁側チームからキャッチボール 5 分、トスバッティング 5 分とし、交互に行う。両チーム安全に気を付けて行うこと。

36.

試合当日の天候、気温状態、および試合進行状況によりイニング中でも審判及び実行委 員の判断で給水タイムを入れることがある。また、給水時間は試合時間に含まないものとする。