Text. マネージャー遊佐 / マリーンズジュニア2024
ヤクルト戸田球場にて、スワローズジュニア・ライオンズジュニアと練習試合を行いました。
マリーンズジュニア2024メンバーでの最後の練習試合となり、一瞬一瞬を大切に嚙みしめながらプレーしました。
<試合結果>
第1試合 vsライオンズジュニア 0-1(●) P松倉颯汰,上村裕之 ―C菅沼琉稀
2塁打:佐俣琉太
第2試合 vsスワローズジュニア 0-1(●) P及川加海,大山穰,藤平莉乃,藤﨑煌生 ―C菅沼琉稀
今回の試合は、2試合ともロースコアとなり、一瞬たりとも気を抜くことのできない本番さながらの試合展開となりました。
両試合とも0-1で敗北してしまいましたが、大会に向けて最後にたくさんの発見がありました。このタイミングで気づかされるということに深い意味があると感じています。
今回の発見の1つは、守備でイレギュラーな打球に対応するのが少し遅れてしまったことから自分たちのペースが乱れてしまったことです。
普段であれば冷静に対応できるようなプレーが焦りや緊張からワンテンポ遅れてしまうことで、自分達を苦しめる試合展開になってしまうということが分かり、誰が捕るのか、どこに投げるのか、どんな可能性があるのか事前に声かけをしておくことの大切さを改めて理解したと思います。
2つ目の発見は、攻撃面で、大事に行き過ぎてファーストストライクに手が出せないことが多かったことです。
打ちたい気持ちがありすぎるあまり打てる球を待ってしまうような雰囲気がありました。今まで徹底してきた打ちに行く姿勢をもう1度振り返る良いきっかけになればと思います。
そんな中、今までやってきたことをしっかりと挑戦できた選手もいます。越知龍之介選手です。初球でセーフティバントを決めきり、出塁することができました。今までも十分に実力はありましたが、なかなか自分のプレーに自信がもてず、チャレンジができないことが多くありました。
しかし、この試合では自分の持ち味をしっかりと発揮し、チームに貢献することができました。挑戦をする者には必ず結果がついてくると信じています。選手全員が本大会でも果敢に挑戦し、良い結果を導いてくれることを期待しています。