Text. マネージャー遊佐 / マリーンズジュニア2025
11月30日(日)ロッテ浦和球場にてライオンズジュニアと練習試合を行いました。
第1試合、先発の髙津将真選手は先頭打者を三振に仕留めると、その後2人も内野ゴロで打ち取り初回を8球で抑える好投をみせました。
1回裏攻撃では、2死から片岡翔平選手、三瓶蒼生選手が出塁し相手の失策もあり、2死満塁のチャンスをつくりましたが得点とはならず、0が続く試合展開となりました。
試合が動いたのは、3回の攻撃。先頭打者の下室輝瑠選手が四球で出塁すると、片岡翔平選手がレフトへの特大のホームランを放ち2点を先制しました。続く三瓶蒼生選手がレフトへのヒットで出塁し二塁、三塁へ盗塁を決め、相手の失策を誘い追加点。その後北村柚空選手の適打でもう1点獲得し、一挙4得点することができました。その後はチャンスを作るも追加点とはならず、4-0のまま進みました。
最終回守備では、1死でセンターへのヒットで出塁を許すと、捕手の三瓶蒼生選手が盗塁を刺すことに成功。しかし、残りアウト1つという場面で相手にレフトへのホームランを打たれ、1点を還されてしまいます。
数回前の試合であれば、そこから流れが相手に持っていかれてしまい勝ちきれない試合もありましたが、今回は最終打者を内野ゴロに打ち取り、4-1で勝利することができました。プレッシャーのかかる場面で勝ち切ることができ、彼らの成長を感じることができました。
第2試合、1回裏守備では失策から出塁を許すと、その後連打を浴び、なかなか流れを切ることができず、3得点されてしまいました。2回には、四球で出塁、その後レフトへの2ランホームランで追加点を許してしましました。攻撃では、1回に下室輝瑠選手、三瓶蒼生選手、3回に菅谷柊斗選手、5回には山田唯斗選手がヒットで出塁するも、2死から出塁することが多く、なかなか得点に繋げることができませんでした。
その後は両チーム無得点が続く試合展開となり、最後まで獲り返すことができず、0-5で敗れました。
相手は7安打で5得点、マリーンズは5安打で無得点という試合結果から、先頭打者が出塁することの大切さを改めて感じた試合でした。
負けている場面から試合の流れを変えるために何が必要か、失策を少なくするためにどんなことが大事か等、反省の質が高まってきています。反省をいかして日々考えながらプレーすることで、更なるレベルアップを期待します。
試合後は、内野と外野に分かれてポジション別練習を行い、内野手はノーエラーノックで1球の重みと緊張感を感じながら練習に取り組みました。外野手は打球への入り方や追い方等の練習を行い、たくさん走り込みました。1つ1つ課題を潰し自信を積み重ね、大舞台でもいつも通りのプレーができるように今後も取り組んでいきます。
左から 片岡翔平選手、川野芽桜選手、三瓶蒼生選手




