2008.03.25 TUE
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vsソフトバンク 第2回戦

昨日は4時間48分の死闘の末、黒星を喫してしまったロッテ。開幕から4連勝のソフトバンクの勢いを止めるべく、清水直が満を持して先発のマウンドへ。

清水直になんとしても白星をプレゼントしたい打線は、ソフトバンク先発の大隣に2回まで完璧に抑えこまれます。しかし3回、1死から今江が内野安打で出塁すると、今日先発マスクの田中雅が送って2死2塁。ここで西岡が三塁手強襲の適時二塁打を放ち、今江が生還。1点を先制します。

一方、清水直は初回から低めを突く丁寧な投球でソフトバンク打線を翻弄する快投。4回に先頭の多村に内野安打を許すと、4番・松中の凡打を自らさばきますが、併殺を狙った2塁への送球が悪送球となり、無死1,2塁となります。さらに松田に左安打を浴び、1死満塁のピンチを迎えます。
しかしここからレストビッチを空三振、田上を一ゴロに仕留める圧巻の投球で反撃を許しません。

その後は両者譲らぬ投手戦となり、1対0のまま試合は終盤へ。
7回清水直は1死からレストビッチに今日初めての四球を与えると、田上、井手の連打で同点とされ、ここで降板。6回1/3を投げ、87球、被安打7、奪三振4というエース復活の粘投に敵地に“直行”コールが響きました。

なおも1死1,2塁のピンチにマウンドに上がったのは今日1軍登録されたばかりの川崎。昨年のように流れを変えて欲しいところでしたが、2死から本多に右適時打を浴び、1対2と勝ち越しを許します。

なんとか清水直の黒星を消したい打線は8回、先頭のサブローの右安打、竹原の四球で、好機を得ます。しかし代打・堀が空三振、西岡も二飛に倒れ、得点ならず。
結局最終回も3者凡退に終わり、3安打に抑えこまれ大隣にプロ入り初の完投勝利を許してしまいました。

尚、8回2死1,2塁の大事な場面でルーキー・伊藤がプロデビューを果たし、田上を空三振に仕留める堂々たるデビューを飾りました。

vsソフトバンク 第2回戦

「先発の清水直は最初の登板にしては非常にいい投球だった。新しいボールも投げてバッターを打ち取っていた。勝利に値する内容だったが打線の援護が無かった。本当に非常にいい内容だった。次回の登板が楽しみだね。

2番手で投げた川崎も怪我で出遅れていたが、いいボールを投げていた。ゴロが欲しい所でゴロを打たせたが守備のミスでダブルプレーを取る事が出来なかった。その後、バットを折りながらヒットになってしまい不運が重なってしまった。ボール自体は良かったので心配はしていない。

伊藤もピンチの場面でプロ初登板になってしまったが、落ち着いて三振を取ってくれた。
相手投手の大隣はとてもいいボールを投げていた。とてもいい投手になるだろう。

あと一試合残っているので明日は勝利していい形で千葉に帰りたい。明日の先発は久保康友だよ」

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