

vsオリックス 第2回戦
昨日はホーム開幕戦を見事白星で飾った千葉ロッテ。
対オリックス2連勝、今季初のチーム3連勝を狙う試合。マウンドに上がったのは、レギュラーシーズン、パ・リーグ相手に16連勝中、ホーム9連勝中、対オリックス4連勝中と記録ずくめの成瀬。成瀬は、初回いきなり先頭の下山に左安打を許しますが、4回までに許した安打はその1本のみという上々の立ち上がりを見せます。
一方の打線も先発としては初対戦となるオリックス・近藤の低めを突く投球の前に、3回まで無安打に抑えこまれます。
その後も両者走者を出しながらもあと1本が出ず、投手戦となり0対0のまま試合は終盤へ突入します。
そして迎えた7回、ここまで一発のある打者をねじ伏せてきた成瀬ですが、1死から8番・塩崎にまさかの被弾。左翼席へ1号先制弾を運ばれ、1点を失います。この1点のみで止めますが、7回を投げきったところで129球で降板となります。
その直後の8回、先頭の代打・ズレータの左安打、西岡の左安打等で1死1,2塁とすると、続くオーティズは敬遠の四球で2死満塁となります。
ここでコールされたのは今日先発を外れていたサブロー。大歓声に包まれ、気合いを入れながら登場したサブローが、1-0から押っつけた当たりは右翼フェンスを直撃。走者一掃の適時二塁打で3対1と逆転に成功します。
その後は9回を8回から登板していたアブレイユ、川崎と繋いで逃げ切り、ゲームセット。成瀬の連勝記録も途絶えることなく、アブレイユに初白星がつき、川崎もプロ初セーブをマーク。チームも今季初の3連勝となりました。
サブロー選手
-3月25日に打ったヒット以来、今シーズン4本目のヒットが値千金の逆転打となりました。
打った瞬間の気持ちをお聞かせください。
(サブロー)感触は良かったですよ。だから、あとは抜けてくれと思っただけで、何にせよ良い感じでした。
-今シーズンスタメンを初めて外されてベンチスタートとなりました。
そのサブローさんが五回ぐらいからずっとベンチの横でピッチャーのタイミングを計るように練習していたのを僕は見ていたんですけども、
あの時はどんな思いで?
(サブロー)もう、スイングは悪くないと。あとはタイミングだけだと思っていたので、タイミングをしっかり合わせようと思って
試合中ですけど、ベンチに入らずにタイミングとってました。
-試合には出ていなかったですけど、試合に出てる選手と同じ思いでスイングをしていた結果が素晴らしい当たりになりました。
(サブロー)はい、もう・・・
何とも言えないですね。気持ち良かったです。
-相手投手の147キロの力のある速球をものの見事に弾き返しまして、あと少しでホームランという素晴らしい当たり。
そして3塁を狙ってタッチアウトになりましたが?
(サブロー)あれはちょっといただけなかったですね。そこはもう一回練習していきます。
-これで四番、復活ですかね?
(サブロー)どうでしょう、監督に聞いてください。
-ホーム開幕2連勝、貯金も2となりました。マリーンズこれでサブローさんのバットでチームにも更に勢いがついたんじゃないでしょうか?
(サブロー)僕らは逆に足手まといというか、結構足を引っ張っていたので、やっと皆と一緒の力を出せたかなと思います。
-また明日からの試合期待しても大丈夫ですかね?
(サブロー)期待してください。応援よろしくお願いします。
-最後に、今日も昨日に続いて寒い中、これだけ熱い応援をしてくださいました、マリーンズのファンの方にメッセージをお願いします。
(サブロー)明日も寒いと思いますが、今日以上のお客さんでマリンスタジアムを満員にして、選手皆にパワーを送ってください。
よろしくお願いします。
-今日のヒーロー、サブロー選手でした。
(サブロー)ありがとうございました!!
vsオリックス 第2回戦
先発の成瀬は7回を投げて失点が僅か1だったので、素晴らしい仕事をしてくれた。
三振も多くとってファールも多かったので球数が少し多くなってしまった。
まだシーズンも序盤なので交代したが、普段なら最後まで投げていただろう。この時期はまだ長く投げる必要はない。
その後のアブレイユ、川崎がしっかり自分の投球でいい仕事をしてくれた。
打つ方では何といってもサブローが良く打ってくれた。彼は本当に勝負強く、ここという所では必ずベンチの期待に応えてくれる。
今の大松の所で代打を出すのは勇気がいるが、サブローは結果こそ出ていなかったもののいいスイングで強い打球を飛ばしていたので、彼に託した。
本当にチームの危機を救ってくれた一打だった。
いい試合が出来て本当に嬉しいね。明日の先発は渡辺俊介だよ。