2008.04.04 FRI
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vsソフトバンク 第4回戦

現在4連敗中、何としても連敗を脱出したい今日の一戦。
先発はマリン8連勝中の小林宏と対マリーンズ5連勝中の杉内。

初回、小林宏は先頭の川崎を打ち取ったかにみえましたが、打球は風に流され、二塁手・堀がまさかの失策。その後2死2塁から4番・松中のピッチャー返しの打球が小林宏の右足首を直撃し、適時内野安打となって1点を先制されます。

打線は2回、先頭の里崎が左前安打で出塁すると、今日1軍登録されたばかりのベニーが四球を選んで続き、竹原が送って1死2,3塁とします。さらに橋本が四球を選んで満塁となると、今江が三塁手強襲の適時内野安打を放ち、同点とします。

その後は両投手とも持ち直し、投手戦となりますが、6回、小林宏は2死まで簡単に奪いながらも、柴原に中前安打を許すと、そこから松田、レストビッチに連続四球を与えて、満塁のピンチを迎えます。
ここで迎えた8番・井手への初球を左翼線へ運ばれ、適時二塁打となり、2者が生還。1対3と勝ち越しを許します。

その裏を3者凡退に抑えられ、7回も代打攻勢をかけ得点圏へ走者を置きながらも得点を奪えず迎えた8回。4番手・柳瀬に対し、オーティズ、里崎の連打で1,3塁となりベニーが捕邪飛に倒れたところでホークスは5番手・ニコースキーを送り込みます。その代わりばなをとらえ、大松の右前適時打、橋本の左越適時二塁打でまずは同点とします。
続く今江に対しホークスは満塁策をとり敬遠。2死満塁で迎えた田中雅はファールで粘った2-1からの6球目、体勢を崩されながらも振り抜いた打球は二塁手と右翼手の間に落ち、2者が生還。さらに敵失を誘って1塁走者・今江も生還。6対3と勝ち越しに成功します。

9回を荻野が3者凡退で締め、田中雅のマリン初打点となる決勝打でマリーンズが見事な逆転勝利を納め、連敗を4でストップ。
3番手で登板したシコースキーにマリーンズ復帰初白星がつき、荻野が3セーブ目をマークしました。

田中雅選手

-今どんな気分ですか?

(田中雅)最高ですね!

-振り返ってみてあの打席は、いい場面で巡ってきましたが?

(田中雅)なんとかその打席で自分の力を出そうと、あとは楽しんでいこうという事だけを自分に言い聞かせて打席に立ちました。

-(あの場面は)楽しめましたか?

(田中雅)最高に楽しかったです!

-あのヒットは粘った後にに生まれましたね

(田中雅)絶対に負けないぞっていう強い気持ちを持って打席に立ったので何とかヒットに繋がったと思います。

-その後足を痛めたようですが大丈夫ですか?

(田中雅)大丈夫です!

-これで連敗を止めましたがどうですか?

(田中雅)まだシーズンが始まったばかりなので、これからどんどん良い勝ち方をしてどんどん白星を重ねて行きたいと思います。

-自身の抱負をお願いします。

(田中雅)頂いたチャンスに自分の力を思い切って発揮するのが僕の課題です

-まだまだ寒いんですが今日も大勢のファンがマリーンズの勝利を信じて最後まで見続けてくれました

(田中雅)ありがとうございました。皆さんの声援がいい位置にヒットを持っていってくれました。ありがとうございました。

vsソフトバンク 第4回戦

「今日は選手全員が全力を出し諦めず最後まで戦ってくれた。3-1とリードされていたが、繋いでチャンスを作り見事に勝利する事が出来たね。

大松、橋本は左投手から貴重なヒットを放ってくれた。試合前に大松には左投手も打てる打者と話した所だったので、早速いい働きを見せてくれた。橋本にも打席に入る前に絶対に打てると言って送り出した。

最後は田中雅が必死に喰らい付いて打ってくれた。今まではいい打球が野手の正面で得点にならなかったが、今日は野手の間に落ちるヒットで勝つ事が出来た。これが野球だね。

先発の小林宏もいいピッチングをしてくれた。6回の二人四球を出して好調の井手に打たれた所だけ良くなかった。その後の、高木、シコースキー、荻野がナイスピッチングで後半を無失点に抑えてくれたのが大きかった。

本当にいい試合が出来て良かった。明日もいい試合を見せたい。明日の先発は成瀬善久だよ。」

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