試合情報

今日からは神戸でのオリックスとの3連戦。
昨年こどもの日の連敗を11で止め、こどもの日は勝利のジンクスへと替えたいマリーンズ。
左腕・呉偲佑が来日初登板初先発のマウンドへ上がります。

その呉偲佑、注目の初球は外角高めの直球でストライク。そのまま先頭の下山を見逃し三振に仕留めると、続く後藤には中前に運ばれますが、3番・カブレラを遊併殺に抑え、上々の立ち上がりを見せます。
これでリズムに乗った呉偲佑は、2回以降もストライク先行の安定した投球を見せ、序盤を無失点に抑えます。

呉偲佑に先制点をプレゼントしたい打線は3回、今日一軍に上がりプロ初出場初スタメンの神戸が初打席で、しぶとく左前安打を放って出塁すると、今江が送って1死2塁。ここで西岡が右翼席へ2号本塁打を叩き込み、2点を先制します。

味方の援護をもらった呉偲佑は4回、連打と四球で無死満塁。ここで北川をチェンジアップで遊併殺に仕留め、この大ピンチを最少失点で切り抜けます。

すると6回、先頭の西岡が死球で出塁後、二盗を決めると、2死からズレータが左越適時二塁打を放ち、再びリードを2点に広げます。

好投を続ける呉偲佑は7回1死から北川、濱中に連続で四球を与えたところでマウンドを川崎に譲ります。
初先発の呉偲佑は6回1/3、85球を投げ、4安打3四球1失点。今後に期待を抱かせるデビュー戦となりました。

呉偲佑からマウンドを譲り受けた川崎は、7回のピンチを見事無失点で切り抜けますが、8回に日高、大引に連打を浴び、無死1,3塁とされると、続く下山に逆転3点本塁打を左翼席に運ばれ、逆転を許します。
更に2死1,2塁から4番手伊藤が濱中に適時3塁打を許し、この回計5失点。

そのまま最終回はバファローズの抑え・加藤に締められ、3対6で逆転負けを喫しました。

勝率5割復帰を目前で逃し、借金2となったマリーンズ。
明日は左腕エース成瀬で連敗ストップを狙います。
残り2戦を勝利し、勝率5割で9連戦を締めくくりたいところです。

「先発の呉はとてもいい投球をしてくれた。しっかり、試合を作ってくれて本当に誇りに思う投球内容だった。

勝利が付かなかったのが残念だが勝利に値するピッチングだったね。

川崎は久しぶりのマウンドでシャープさが無かったように見えた。

今日は神戸が初出場でいきなりヒットを打ってくれた。
２本目のヒットは一塁へヘッドスライディングでハッスルしていたね。いいものを見せてくれた。
これからも、沢山のヒットを打ってくれるだろう。

明日は場所を変えて京セラドームでの試合。
気持ちも入れ替えて試合に臨みたい。明日の先発は成瀬善久だよ」