2008.07.09 WED
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vs日本ハム 第14回戦

昨日の勝利で対戦成績を6勝7敗とし、本日勝てば、ファイターズとの星を五分に戻すマリーンズ。本日は千葉マリン初先発の大嶺が本拠地でのプロ初白星を目指します。

初回、大嶺は先頭の森本を右飛に打ち取った直後、紺田に左翼線二塁打され、その処理に大松がもたつき、いきなり1死3塁のピンチを背負います。しかし、続く3番・田中賢を投ゴロ、4番・稲葉を空三振に打ち取り、初回を無失点で切り抜けます。

一方、打線はファイターズ先発・グリンに対し、走者を出しながらもあと一本が出ず得点を奪うことが出来ません。

0対0のまま迎えた4回、大松、サブローの連続四球で2死1,2塁の好機を作ると好調ベニーの右越適時二塁打で2点を先制、2対0とします。

5回まで無失点の大嶺でしたが6回、簡単に2死を奪った後、ボッツ、小谷野に連続四球を出したところで、勝ち投手の権利を手にしたまま、5回2/3、111球、4安打、6三振で、マウンドを伊藤に託します。しかし、代わった伊藤は今成に3塁線強襲の適時二塁打で1点、続く金子誠の右前適時打で2点を失い、2対3と逆転を許し、大嶺のプロ初白星はまたもお預け。

しかし、打線好調のマリーンズ、直後の6回、1死から大松に15号右越ソロ本塁打が飛びだし3対3の同点とすると、さらに大塚の左前安打、ベニーの四球で好機を作ります。すると今江が中前安打を放ち、中堅手・森本が打球を逸らす間に2塁走者・大塚は本塁を陥れ、4対3と再びリードを奪います。ここで先発・グリンをKOし、ファイターズは宮西に継投。それでもマリーンズの勢いは止まらず、早川の意表を突くスクイズで5対3と1点を追加、さらには西岡に9号左越2点本塁打が飛びだし、さらにリードを広げ7対3とします。

続く7回、この回からマウンドの松本が、紺田に右越三塁打、田中賢に右前適時打され7対4とされ、続いてマウンドに上がった川崎も2死1塁からボッツに右翼線への適時二塁打を許し、7対5と2点差まで詰め寄られます。しかし、その川崎が、8回は3者凡退に抑え、9回も“ミスター0”・荻野が3人で締め、今季のビアスタ2連勝。ファイターズとの対戦成績も7勝7敗の五分としました。

マリーンズは7月に入って早くも6度目の2桁安打と打線好調。この勢いで混戦のパ・リーグを一気に駆け上がった行きたいところです。

大松選手、西岡選手

ヒーローインタビューを受ける西岡
ファンとハイタッチを交わす大松
正面ステージに登場した川崎

-まず逆転のきっかけとなった15号ソロホームランを放った大松選手です!いい流れを作りましたね!

(大松)ありがとうございます!

-どんなことを考えて打席に入ったんですか?

(大松)チャンスメイクなんとかしようと思って、甘い球が来たらどんどん振っていこうといういつも通りのスタイルです。

-打った瞬間の手応えはどうでしたか?

(大松)打った瞬間に絶対入ると思ったんで、嬉しかったですね。

-これで昨日に続いて2試合連続、しかもここ5試合で4本目のホームランですね!?

(大松)ちょっと出来すぎですけど、マリンでたくさんのファンが応援してくれるので、そんな中でホームラン打てて本当に嬉しいです。

-今日は大嶺投手が先発ということで、チームの雰囲気も違ったと思うんですが?

(大松)何とか勝たせてあげたいという気持ちでいたので、勝ちがつかなかったのは残念ですけど、次大嶺が投げるときにはもっと援護して絶対勝たせます!

-今日は昨日に引き続き360°ビアスタジアムでしたけれど、グラウンドから見ていて雰囲気はどうでしたか?

(大松)昨日よりお客さんが全然多くて、最高の雰囲気でした!

-実は大松選手は今回で今シーズン9回目のお立ち台なんですね!今後の抱負をお願いします!

(大松)これからもどんどんお立ち台あがれるようにチームに貢献していきますので応援よろしくお願いします!

-続いては勝利を決定付けるホームランを打った西岡選手です!

(西岡)ありがとうございます!

-非常にいい流れで打順が回ってきましたが、どんなことを考えて打席に入りましたか?

(西岡)1打席目2打席目と良い当たりを打って捉えていたので、絶対打って結果出したいという気持ちが強かったですね。

-ホームランを打った打席では最初にバントの構えをしましたよね?

(西岡)なんか盛り上がることやりたいなと思って(笑)スクイズの後にセーフティバントして1点とったら球場盛り上がるかと思ったんですけど、まあ、ホームランの方が盛り上がるのでホームラン打ててよかったです。

-一番良い結果が出ましたね!

(西岡)そうですね。いつも練習中大松さんと話しているんですけど、大松さんに追いつけるようにもっともっと打ちたいと思います!

-西岡選手から見て今日の360°ビアスタジアムの雰囲気はどうでしたか?

(西岡)球団に怒られますけど、昨日今日と2連勝しているんで負けるまでやったほうが良いと思うんですよね。

-これで2連勝、3カード連続の勝ち越しになりましたが今後の抱負をお願いします。

(西岡)前半戦は不本意な試合展開で、順位も6位ですし、後半はこれから天気も暑くなって、ファンも熱くなって、一緒に熱くなって勝っていきましょう!

vs日本ハム 第14回戦

「大嶺は非常にいい球を投げていた。
切れのいいストレート、変化球もいい所に決まっていた。
最後は少し疲れからか四球を連発してしまったが、本当にいい投球内容だった。

残念な事は大嶺自身に勝ちが付かなかった事。
しかし、間違いなくチームに勝利をもたらしてくれるピッチングだった。

打線は大松、ベニー、西岡、今江と名前を挙げたらきりが無いくらいみんないい所でいいヒットを打ってくれた。
早川はスクイズをしっかり決めてくれて貴重な得点を挙げてくれた。

川崎はとても大事な場面で登板して流れを食い止めてくれた。

今日で3カード勝ち越したが、今は本当にいい形で試合をする事が出来ている。このまま、続けていき一つ一つ勝ち星を増やして行きたいね。」

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