

vs西武 第12回戦
昨日は最終回の追い上げ及ばず、惜敗したマリーンズ。本日からは首位・ライオンズを迎えての3連戦、上位チームに勝利し、Aクラス入りを果たしたいところです。
マリーンズ先発はライオンズとは2度目の対戦となる唐川、ライオンズ先発は2連敗を喫している帆足。
打線は初回、先頭の西岡が左前安打で出塁するとすかさず二盗を決め、無死2塁とします。ここで今季初めて2番に入ったサブローが左前へ運び、打者2人で1点を奪います。
さらに2死から大松に中越適時二塁打が飛び出し、過去2回の対戦で1点しか奪えていなかった帆足から幸先よく2点を先制します。
ところが直後の2回、立ち上がりからやや制球に苦しんでいた唐川が捉まります。
先頭のG.G.佐藤への四球、中村の中前安打で無死1,3塁となると、石井義に適時内野安打を許し、まずは1点を返されます。
さらに続く後藤にセンターバックスクリーン直撃の3号3点本塁打を浴び、逆転を許すと、野田の左前安打、自らの失策等でなおも2,3塁とされます。ここでブラゼルに2点適時打を浴び、この回6失点。4点のリードを奪われます。
3回は二塁打1本を許したものの持ち直しますが、結局3回を投げきり、61球、被安打7、奪三振4、失点6、自責点4と自身最短での降板となります。
その後は2番手・小宮山が踏ん張り、2度3者凡退に仕留める等、3回1/3、46球のロングリリーフで流れを渡しません。
すると小宮山の好投に応えるかのように6回、1死から中前安打の福浦を1塁へ置いて、
里崎に左翼席上段まで到達する特大の11号2点本塁打が飛び出し4対6と2点差まで詰め寄ります。
7回に3番手・松本が三盗を試みた2塁走者・中島に対して3塁へ暴投し、痛恨の失策で1点を失い、再び3点差とされ迎えた8回。ライオンズ4番手のセットアッパー・岡本真に対して、早川、今江、橋本の3連打で無死満塁のチャンスを作ると、根元の右前適時打で2点を挙げ、6対7と1点差に迫ります。
しかし最終回、7回途中から登板の4番手・伊藤が先頭の片岡に3塁手強襲の二塁打を浴び、栗山の犠打で無死3塁とされると、中島の右前適時打で1点を失います。
その後は高木、久保と繋いでこれ以上の追加点を阻止しますが、その裏は8回途中から登板の守護神・グラマンから早川が四球を選んだものの反撃できず、試合終了。
後半追い上げながらもあと一歩及ばず、2夜連続の惜敗となり、唐川はパ・リーグ相手に初めての黒星を喫し、2敗目。帆足に3連敗を喫してしまいました。
気持ちを切り替えて、明日から2連勝で勝ち越しを決め、再び上位チームを猛追したいところです。
vs西武 第12回戦
「先発の唐川は内野の守備のミスなどで、アウトを取る事が出来ずに大量失点に繋がってしまった。ライオンズ相手にミスをしてしまうとつけ込まれてしまう。
後藤の3ランホームランは追い込んでおきながら、最後に甘く入ったボールを打たれてしまった。その他は、不運なヒットなどがあったが、それも野球。
今まで抑え込まれていた帆足に対して攻撃陣は奮起してくれて降板させてくれた。非常にいい攻撃が出来た。攻撃陣は誉めてあげたい。
サブローは今日は2番で起用したが、完璧な所に置く事が出来た。初回はチャンスでタイムリー、その後も逆転の場面で回ってきた。その前の西岡にバントを出したが、打たせれば良かったかな。監督のミスだ。
選手は最後までいい戦いはしてくれた。明日もいい戦いで勝利をあげたい。明日の先発は成瀬善久だよ」