

vs西武 第16回戦
後半戦白星発進となったマリーンズ。首位ライオンズを相手に連勝し8月攻勢のきっかけを掴みたいこの一戦。
マリーンズ・先発はチームトップタイの9勝目を狙う清水直。ライオンズは5度目の対戦となる岸。
清水直は立ち上がりを狙われ、片岡の右前安打、栗山の四球で無死1,2塁となると、続くボカチカに初球を左翼席に運ばれ、15号3点本塁打で、あっという間に先制点を奪われます。
その後も後藤の中前安打、石井義の右適時二塁打で1点を失い、いきなり4点を追う苦しい展開となります。
続く2回にも黒瀬、片岡の連続安打と栗山の四球で無死満塁となると、迎えたのは再びボカチカ。ここでまさかの2打席連続アーチとなる左翼席への16号満塁本塁打を浴び0対8。
清水直はここで、1回0/3、被安打7、失点8と今季最多失点、最短での降板となり、ベンチで帽子とグラブを投げつけ自身への怒りを露わにします。
その後は、3回から登板の3番手・小宮山も石井義の4号ソロ本塁打等で2失点、4回から登板の4番手・根本も中村の25号2点本塁打、代打・平尾の1号ソロ本塁打等で2イニングスを投げて4失点と、ライオンズ打線の勢いを止めることが出来ず、5回まで毎回本塁打を許し、0対14と大きくリードを奪われます。
6回からは今季初登板となる中郷が2イニングスを無安打・無失点に抑える好リリーフを見せますが、8回から登板した久保が中村に今日2本目となる26号2点本塁打を浴び、16点差となります。
なんとか反撃したい打線ですが、大量援護をもらって波に乗る先発・岸の前に、4~6回に3イニングス連続3者凡退に倒れる等、7回まで2安打に抑えこまれ、反撃の糸口を掴めません。
それでも9回に、2死から四球で出塁の新里を1塁に置いて、竹原にバックスクリーン左に突き刺さる2号2点本塁打が飛びだし、岸の完封は阻止しますが、反撃もここまで。
2対16と悔しい大敗となり、連勝は3で止まってしまいました。
5日間空いて、10日からのバファローズ戦を皮切りに11連戦に突入。連勝街道を突き進み、一気にAクラス入りを果たしたいところです。
vs西武 第16回戦
「先発の清水直行は制球が乱れ、真ん中に集中していた。
当たっているライオンズ打線には苦しい制球だった。
多くのホームランを打たれたね。ライオンズ打線は力強いスイングをしている。
序盤に大量失点してしまい、味方の反撃をする気を失ってしまった。
相手投手の岸も非常にいいボールを投げていた。
明日から、またしばらくゲームがないが、しっかり調整して残りの試合をいい形で戦えるように準備したい」