2008.08.11 MON
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
1
0
0
3
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
1
0
R
H
4
6
2
13

vsオリックス 第16回戦

本日からは舞台を京セラドームに移しての一戦。昨日の敗戦で5位転落となり、これ以上負けられない一戦。

打線は2回、今季2度目の対戦となるバファローズ先発・金子に対し、1死から今江が内野安打で出塁すると、続く橋本に左翼フェンス直撃の適時三塁打が飛び出し、1点を先制します。

しかしその裏、自身3年振りの2桁勝利を狙うマリーンズ先発・渡辺俊は、2死から後藤の左前安打、前田の1塁線強襲の適時二塁打で1点を返され、同点とされてしまいます。

その後は両投手とも持ち直し、投手戦の様相を呈しますが、打線は5回、先頭の橋本が四球を選ぶと、1死から塀内の中前安打、早川の死球で満塁のチャンスを迎えます。続く根元は三振に倒れますが、ベニーが右中間へ放った打球に対して突っ込んだ中堅手・坂口が捕球できず、後逸。これが走者一掃の適時三塁打となり、一気に3点の勝ち越しに成功、4対1とリードを奪います。

味方の援護をもらった渡辺俊は、5回以降も毎回、安打の走者を背負いますが、全て2死からの安打で、好機を広げさせず、試合は終盤へ。
今季4度目の完投勝利も見えてきますが8回、先頭のカブレラにセンターバックスクリーンへの22号ソロ本塁打を浴びたところで渡辺俊は降板。被安打11ながら、無四球、失点2と要所を締める好投で、あとは白星を待つばかりとなります。

その後は2番手・川崎が3人後続を抑え反撃ムードを断ち切ると、9回は守護神・荻野が、代打・清原への四球、代打・下山、坂口の連打で1死満塁の大ピンチを背負いますが、森山、カブレラを共に1球で仕留め、試合終了。

昨日の嫌なムードを見事に断ち切り、チームは再び4位に浮上。先発・渡辺俊は2004年以来4年振りの京セラドームでの白星をマークし、2005年以来3年振りの2桁勝利到達。荻野も17セーブ目をマークしました。
この勢いで連勝街道を突き進むべく、まずは明日今カード勝ち越しを決めたいところです。

渡辺俊投手

-今日のヒーローはチームトップ10勝目を挙げました渡辺俊介投手です。毎回ヒットを打たれながらの粘りのピッチングでしたが、振り返っていかがですか?

(渡辺俊)元々、打たれている打線なので無駄なランナーを出さないように、四球を出さなかったのが良かったと思います。

-まさに渡辺俊さんらしいピッチングと言ってよろしいですか?

(渡辺俊)あんまり打たれない方がいいんですけど…。

-これで3年ぶりの2桁10勝目になりましたがそのあたりはいかがですか?

(渡辺俊)僕としては9勝も10勝も変わらないと思っているので、まだまだ勝てるように頑張りたいと思います。

-今の時期はオリンピックで3選手が抜け、チーム一丸となって戦わなければいけないと思いますが、その点はいかがですか?

(渡辺俊)チームとしても十分わかっていますし、チームが1つになって今何とか勝とうと粘っていますので応援よろしくお願いします。

-今日勝って再び4位に戻りました。まだまだ11連戦は続いていきますが、ファンの皆さんへ一言お願いします。

(渡辺俊)目標は4位ではないので、これからもどんどん勝っていきますので応援よろしくお願いします。

vsオリックス 第16回戦

「渡辺俊介は本当にガッツあふれる投球をしてくれた。何人かのランナーを出しピンチを作ったが粘り強く切り抜けてくれた。
しっかり、重要なアウトを取ってくれた。

3年ぶりの二桁勝利だが、これからも残りの試合で一つでも多くの勝利をチームに導いてくれるだろう。

その後の、川崎、荻野も最後までリードを守りいい仕事をしてくれた。

キャッチャーの橋本は昨日手にボールを当ててしまったが、本人が出場できると強い気持ちで臨んでくれた。打つ方でも先制点をあげる3塁打を放ってくれた。

明日もいい試合で勝利し、勝ち越して千葉に帰りたい。明日の先発は大嶺祐太だよ」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート