

vs楽天 第17回戦
オールドユニフォームシリーズの2カード目は、対戦成績10勝6敗のイーグルスを千葉マリンに迎えての17回戦。
マリーンズの先発は、5月25日以来の先発登板となった久保。久しぶりの先発であることを感じさせない緩急自在のマウンドさばきで、4回までイーグルス打線をノーヒットに抑えます。
対するイーグルスの先発・岩隈を捉えて久保を援護したいマリーンズ打線は2回、1死から大松が左中間二塁打を放ち1死2塁としますが、後続が凡退。好機を活かせません。
快調な投球を続けていた久保は5回、先頭のフェルナンデスに四球を許すと、暴投で無死2塁とされ、山崎武に中前適時打を運ばれ、1点を失います。
その裏、1死から今江の左二塁打と敵失で2死1,3塁まで詰め寄りますが、渡辺正が凡退。追い付くことができません。
粘りの投球を続けていた久保でしたが、7回、1死から横川・藤井に連続四球を与えたところで、今日一軍復帰を果たし、7月19日以来の登板となったシコースキーが2番手で登場。しかし、重盗を許して1死2,3塁とされると、渡辺直に左犠飛を許し、0対2と点差を広げられてしまいます。
なんとか岩隈を捉えたい打線は「ラッキーエイト」の8回、1死から竹原が四球で出塁すると、続く代打・塀内が、12日の試合でバットを頭に当てた怪我を吹き飛ばす気迫の左二塁打を放ち、1死2,3塁と一打同点の場面を作ります。しかし、代打・ベニーが空三振、根元が二ゴロに倒れ、「ラッキーエイト」を活かせません。
9回表はシコースキー、高木の継投で2点差を保ちましたが、その裏は中軸がイーグルスの新外国人・グウィンの前に倒れ、そのまま0対2で試合終了。
久保は、6回1/3、129球、被安打3、奪三振6、与四球5、失点2の熱投は報われず、復帰戦を白星で飾れずに悔しい5敗目。1000投球回を達成した岩隈に16勝目を許し、花を持たせる形となりました。
明日は小林宏を先発に送り込み、オールドユニフォームシリーズの負け越しを阻止し、2連勝で今カード勝ち越しを決めたいところです。
vs楽天 第17回戦
「久保は久しぶりの先発だったが素晴らしい内容の投球だった。
全ての球種がキレていて、チェンジアップも良く抜けていた。
自信を持って自分のボールを投げ込んでいた。
久保の今日の出来には満足している。
相手投手の岩隈はも低めにボールを集め素晴らしい投球だった。
ここ数試合盗塁されるケースが多いいが、足の速い打者を塁に出してしまっている。
まず、しっかり打ち取って行かないといけない。
塀内は怪我を押しての打席だったが、いいヒットでチャンスを広げてくれた。
連戦で選手は疲れが溜まっていると思うが、沢山のファンが来てくれているのでファンが喜ぶ試合をして欲しいね。
明日の先発は小林宏之だよ。」