

vs楽天 第20回戦
3位・ファイターズまで1.5ゲーム差、8月を3連勝で締め括りたい本日の一戦。
マリーンズ先発は小林宏、イーグルス先発は片山で今日も雨が降る中の試合開始となりました。
マリーンズは2回に2死からサブローの2試合連続となる4号ソロ本塁打で幸先良く先制します。
しかし直後に小林宏が2死から鉄平、嶋に連続二塁打を浴びてしまい、同点に追いつかれてしまいます。その後両チームとも膠着状態が続きましたが、6回に先頭のオーティズのレフトスタンド最前列に飛び込む8号ソロ本塁打で勝ち越し、さらに今江が左越二塁打で続いて、里崎の三ゴロで3塁へ進むと、大松に技ありの右前適時打が飛び出し、この回2点を追加します。
しかしまたもや味方の援護があった直後の6回裏、小林宏がピリッとしません。
先頭リック、セギノールに連打を浴び、無死1,2塁とすると、二塁手・田中雅がダブルプレーを焦ったか、山崎武の二ゴロを2塁へ悪送球してしまい満塁のピンチを作ってしまいます。続く草野には初球を狙われ、左犠飛で1点を返されてしまいますが、後続を打ち取って無死満塁と絶体絶命のピンチを最少失点で凌ぎます。
さらに7回に2死から内村の1塁線上へのゴロを、ズレータが捕り切れず、失策での出塁を許してしまいます。その後内村に盗塁を決められ、2死2塁と一打同点のピンチを迎えますが、リックを空三振に取り無失点で切り抜けます。
8回にはまたしても先頭打者となったオーティズが、左翼席上段へ2打席連続となる9号ソロ本塁打を叩き込んで、4対2と再度突き放します。
8回以降はシコースキー、荻野の継投でイーグルス打線を2イニングス連続3者凡退の無失点に抑えて、そのまま逃げ切りました。
先発・小林宏が7回を投げきり被安打8、奪三振3、無四球、2失点としっかりと試合を作って、7月29日のイーグルス戦以来約1ヶ月ぶりとなる4勝目をマークし、対イーグルス戦は昨年から5連勝。守護神・荻野が21セーブ目を挙げました。
マリーンズは3連勝となり、Kスタ宮城での連勝も6に伸ばし、3位・ファイターズまで0.5ゲーム差に迫りました。
明後日からは、本拠地・千葉マリンへ戻って首位・ライオンズとの3連戦。一気にAクラスへと駆け上がりたいところです。
オーティズ選手

-今日のヒーローは重要な場面で2本のホームランを放ったオーティズ選手です。
ナイスバッティングでした。
(オーティズ)アリガトウゴザイマス
-6・8回と効果的なホームランでした。それぞれの手応えはどうでしたか?
(オーティズ)打った感触は非常に良かったね。怪我で1ヶ月ぐらいファームにいたんだけど、こうやって1軍に帰ってきて試合に使ってもらって重要な場面でホームランを打つことが出来た事は非常に嬉しいね。
-怪我から復帰したばかりですが今季初の2ホーマーとなりました。オーティズ選手自身も乗っていけるんじゃないんですか?
(オーティズ)怪我で自分が思ったよりも長くファームにいたんだけど、こうして帰ってきて2本ホームランを打つことが出来たので千葉のファンの為にもこれからどんどん打ってプレーオフ進出というチームの目標に向けてチームに貢献したいと思うよ。
ー今日は雨の中にもかかわらず沢山のファンがライトスタンドから声援を送ってくれました。最後に一言お願いします。
(オーティズ)昨日今日と雨が降っていたんだけど沢山のマリーンズファンが球場に来てくれてどうもありがとうと言いたいね。これからプレーオフに向けて1試合1試合大事になってくるんだけどチーム一丸となってプレーオフ進出に向けて頑張っていきたいと思うよ。どうもありがとう
vs楽天 第20回戦
「先発の小林宏之はここ何試合かいいピッチングをしていたが、今日は結果もついてきてくれた。
6回の田中雅のミスを粘りの投球でカバーしてくれた。
8安打は許したがカウントを不利にせずにリズムも良かった。
本当にいい投球内容だった。
打つ方ではサブローが2試合連続のホームラン。
オーティズが2打席連続のホームランとパワーのある攻撃をしてくれた。
大松も貴重なタイムリー、今江は攻撃だけではなく守備でも素晴らしいプレーをしてくれた。
西岡がスタメンに復帰してみんなが刺激を受けて戦ってくれたね。
西岡もベンチで声を出したりプレー以外でも奮起してくれた。
いい形で明後日からのライオンズ戦に臨めるね」