

vsオリックス 第21回戦
対戦成績9勝11敗で迎えたバファローズ21回戦、舞台は昨日に引き続き京セラドーム。
マリーンズ先発・久保は2回、後藤に左中間二塁打を浴びると、大引に右前適時打を許し、0対1と先制を許します。
しかし直後の3回、バファローズの先発・中山をとらえ、先頭の田中雅の右翼線への二塁打で好機を作ると、里崎が14号2点本塁打を右翼ポール際に運び、2対1とすぐさま逆転に成功します。
援護をもらった久保はその裏、先頭の下山に10号ソロ本塁打を許し、2対2といきなり同点にされます。さらに1死満塁とされますが、日高を併殺打に打ち取り、逆転は許さず。
さらに4回、先頭の大引、小瀬、坂口の3連続単打で1点を追加されたところで久保は降板。3回0/3、64球、被安打8、失点3で2番手・小宮山に交代します。小宮山は続く下山の併殺打の間に1点を失い、2対4とされますが、後続を退け、流れを引き寄せます。
続く5回、バファローズの2番手・本柳から、代打・大松が21号ソロ本塁打を放ち、3対4とすると、里崎の四球、ズレータの中前安打、ベニーの四球で攻め立て2死満塁とします。ここで続く早川が右翼席に飛び込む、チーム記録更新となる今季9本目、自身今季2本目の5号逆転満塁本塁打を放ち、7対4と大きく突き放します。
しかしその裏、北川の内野安打、日高の左前安打で2死1,2塁とされると、大引に中前適時打を許し、7対5とされたところで、3番手・高木に交代。その高木も続く小瀬に左越2点二塁打を放たれ、7対7。中盤で再び試合を振り出しに戻されてしまいます。
ところが6回、2死から大松が四球を選ぶと、続く里崎が右中間適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。
さらに7回にはズレータの中前安打、サブローの中前安打で無死1,2塁とすると、続くベニーの左前適時打で1点を奪って、9対7。さらに2死2,3塁から、根元が左前適時打を放ち10対7と3点のリードを奪い、終盤を迎えます。
4番手・伊藤、5番手・シコースキーと繋いで6,7回は無失点で切り抜けてきた投手陣でしたが8回、セットアッパー・川崎が、下山の内野安打、カブレラの左翼線二塁打で無死2,3塁とされると、続くローズに左犠飛を許して1点を返され、2点差にに詰め寄られ、9回を迎えます。
最終回のマウンドに上がった守護神・荻野は先頭の日高に四球を与えると、続く大引の右前安打と犠打で1死2,3塁とされます。ここで坂口に中犠飛を放たれ、10対9。さらに下山、カブレラに連続四球を与えて2死満塁のピンチを背負うと、続くローズに右前2点適時打を浴び、10対11。悔しい、実に悔しい逆転サヨナラ負けとなりました。
両チーム合計29安打が飛び出した乱打戦、12安打で10点を奪いましたが、最後の最後で逆転を許し、荻野は5敗目。
チームは2連敗で借金は2となりましたが、明日は3連戦の最終戦。連敗の流れを止めるべく、清水直が先発のマウンドに上がります。
vsオリックス 第21回戦
「荻野はここまで素晴らしいピッチングをしてくれていたが、今日は彼にとって悪いゲームになってしまった。制球が定まっていなかった。明日の試合からはしっかり立て直して、いい投球を見せてくれるだろう。
打線は大きなヒットなどで得点してくれた。リードされても取り返してくれた。
シコースキー、川崎もピンチは作ったがしっかり仕事をしてくれた。最後は力が及ばなかったが、明日からはまたいい戦いをしてくれるだろう。
明日の先発は清水直行だよ。」