2008.09.15 MON
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
0
0
2
0
0
2
2
0
1
0
0
3
0
2
1
0
1X
R
H
7
19
8
12

vsソフトバンク 第23回戦

同一カード3連勝と5割復帰を目指したホークスとの23回戦。
千葉マリンの先発マウンドには、8月24日以来の登板となった唐川が上がります。

その唐川は1回、簡単に2死を奪った後、多村の左前安打、松中の右前安打、大村の中前適時打と3連打を許して1点を先制されます。

しかしその裏、先頭の西岡がホークス先発のガトームソンから右翼席に今季4本目、自身通算8本目となる12号先頭打者本塁打を放ち、1対1の同点に追い付きます。

そのまま同点で迎えた4回、唐川は先頭の松田に左前安打を放たれると、続く小斉に左中間適時二塁打を浴び、勝ち越しを許すと、さらに1死3塁から本多に左前適時打を許して1対3とされ、今日43歳の誕生日を迎えた小宮山にマウンドを譲ります。小宮山は続く森本、多村を4球で退けて、試合の流れを引き戻します。

するとその裏、先頭の橋本が右翼席に9号ソロ本塁打を叩き込んで2対3と1点差に迫ります。さらにズレータの四球、大松の左中間二塁打で無死2,3塁とガトームソンを攻め立てると、サブローが左前2点適時打を放ち、4対3と一気に逆転に成功します。
さらに6回、1死からズレータ、大松が連続で左二塁打を放ち、1点を追加すると、2死3塁から、福浦が中前適時打を運んで6対3とリードを3点に広げます。

ところが7回、4番手・伊藤が1死から多村に中前安打を許すと、5番手・松本が松中に右前安打、大村に中前安打を放たれ、1死満塁となったところで、6番手・シコースキーがマウンドに上がります。しかし、レストビッチは三振に打ち取ったものの、松田に左翼線2点適時二塁打を浴び、6対5と1点差に詰め寄られます。

その裏、ホークスの3番手・佐藤誠から、先頭のオーティズが左前安打で出塁すると、続く橋本の右越二塁打で無死2,3塁と攻め立て、続くズレータが中犠飛を放ち7対5と1点を追加。
リードを2点に広げますが、直後の8回、7番手・川崎が、先頭の田上に左前安打を放たれると、続く本多の内野安打、森本の犠打で1死2,3塁とされ、多村に右中間2点適時二塁打を浴び、7対7の同点に追い付かれます。

同点のまま迎えた迎えた9回、8番手には今季初の救援登板となった清水直が中3日でマウンドに上がり、2死から仲澤に右前安打、田上に左前安打を許しますが、後続を断って再び試合の流れを呼び込みます。

するとその裏、ホークスの5番手・柳瀬に対し、1死から橋本の四球、ズレータの右線際二塁打で2,3塁の好機を演出すると、大塚がしっかりと中前適時打を放ち、3塁走者・橋本が生還。両チーム合わせて31安打、投手13人をつぎ込んだ死闘に終止符を打ち、8対7で今季8度目となるサヨナラ勝利を収めました。

先発の唐川は3回1/3、62球、被安打9、奪三振0、与四死球0、失点3で7月11日以来の勝利はまたもお預けとなりましたが、9回に気迫の投球を見せた清水直が11勝目をマーク。

チームは7月11日~13日のイーグルス戦以来今季2度目の同一カード3連勝で今季のホークス戦の勝ち越しも決めました。12連戦最初のカードの3試合とも2桁安打の猛攻を見せる好発進で、5割復帰。明日から迎える西武ドームでの首位・ライオンズとの3連戦に弾みをつけました。

清水直投手、大塚選手

大塚が今江に向けてメッセージを送る
今日のヒーローの2人
気迫の投球で11勝目を挙げた清水直

-本日のヒーローに来ていただきました。まずは投のヒーロー清水直投手です!

(清水直)ありがとうございます!

-総力戦でしたね?

(清水直)そうですね。ブルペンの方でスタンバイしていたんで、絶対勝たなきゃいけないっていうのの現れですね。

-今日のリリーフの話はいつあったんですか?

(清水直)今日のアップのときです。

-試合の前から?

(清水直)そうです。

-若い唐川投手が久しぶりの1軍のマウンドにあがったんですが、そのピッチングを見てどうでしたか?

(清水直)唐川がどうこうじゃなくて、最近先発ピッチャーが5回6回で早く代わっていて、中継ぎがきつくなっているんで、そういうのは先発中継ぎ言っていられないので、出来ることはやろうと。それで話し合って(中継ぎに)入りました。

-あの場面、清水直投手がコールされてからチームとマリンスタジアムの雰囲気がグッと変わりましたが?

(清水直)本当にそうなってくれて僕も安心しましたし、ファンの皆さんがそういう雰囲気になってくれて、本当に感謝しています。

-この3連戦多くのファンがマリンスタジアムに来てくれました。ファンの皆さんにメッセージをお願いします!

(清水直)この3連戦、本当に良い試合が出来たと思います。まだ連戦は9試合残っていますので、とにかく勝ち続けられるように頑張りますので、後押ししてください!よろしくお願いします!

-そして打のヒーローをご紹介します!見事サヨナラヒットを放った大塚選手です!

(大塚)どうも。

-ベンチからマイクを渡される前に諸積コーチから「どうせ最後のヒーローインタビューなんだからしっかりやってこい」というメッセージを伝えるように言われたんですが?

(大塚)いやいや、僕はあとまだ5,6年はやりますから。まだまだ先は長いです。

-あの場面、バッターボックスに向かうときの気持ちは?

(大塚)んー、いつもと変わらないですよ(笑)

-ソフトバンクの作戦としては、歩かせてという場面でもあったんですが、勝負でしたか?

(大塚)そうですね。あの場面スクイズも頭にあったんで、初球を待とうかなとも思ったんですけど、気がついたら振ってましたね。

-その一振りがサヨナラヒットになりました。最後は手厚い歓迎もありましたが?

(大塚)そうですね。キャラ軽いんであれくらいで良いと思います。

-12連戦最初3戦を本拠地マリンスタジアムで3連勝で飾りました!

(大塚)はい。まあ、ちょっと解せないことが一点あってね、うちの今江が骨折して一致団結してみんな頑張ろうと。あいつ(今江)とファンのみんなとクライマックス行こうと。その必死にやった結果が3連勝なんですけどね。まあ残念ながら昨日今日と僕今江君の顔見ていないんですよ。テレビで見ている今江君!明日西武ドームに来なさい!!

-最後に応援してくれたファンの皆さんにメッセージをお願いします!

(大塚)まあ、直(清水直)と僕は同級生なんですけど、2人とも必死になって戦っているんで、みんなでクライマックス行きましょう!

vsソフトバンク 第23回戦

「今日も沢山のお客さんが我々に力を与えてくれた。選手たちも強いスピリットで戦ってくれた。

今日は井上コーチに先発投手をブルペンに待機させてくれと話していたら、清水直が自分から行けますと言ってくれた。彼の努力が報われて、勝ちが付き何よりチームを勝利へ導く投球をしてくれた。

打線は相変わらず調子がいいね。点を取られたらすぐに取り返してくれる。このまま、最後までいい形で攻撃を続けて行きたいね。

明日からは首位ライオンズとの試合。いい形で臨めるからいい試合が期待できるね。
明日の先発は渡辺俊介だよ。」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート