

vs楽天 第21回戦
昨日はエース・清水直の好投で3位浮上を果たし、本拠地・千葉マリンへ凱旋。本日からは、最下位ながらファイターズに3連勝し勢いに乗るイーグルスを迎えての3連戦。
台風の影響が心配されましたが、試合開始時には雨が止み、予定通りの試合開始となりました。
8月25日以来の登板となったマリーンズ先発・小野は初回、2死からフェルナンデスに二塁打を許しますが、続くセギノールを二ゴロに仕留め、落ち着いた立ち上がりを見せます。
2回には先頭の山崎武の左前安打、鉄平の四球で得点圏に走者を背負い、続く3回にも1死から中村の1塁線強襲の三塁打でピンチを招きますが、いずれも持ち前の打たせて取る投球で無失点で切り抜けます。
ところが打線もイーグルス先発・片山に対し、初回はオーティズの内野安打、2回は福浦の左前安打で走者を出すもののなかなかチャンスを広げることができません。
3回には、先頭の塀内、オーティズの内野安打で1死1,2塁としますが、橋本、ズレータが連続三振に倒れ、ここも先制点はならず。
序盤は両者譲らぬまま迎えた4回、小野は先頭のセギノールに右翼席へ9号ソロ本塁打を運ばれ、イーグルスに先制を許してしまいます。しかし、ここも落ち着いて後続を断ち、最少失点で凌ぎます。
1点を追う打線は5回、雨の勢いが増した中、制球が定まらなくなった片山に対し、先頭のベニーが四球を選ぶと、西岡が左前安打、オーティズが四球で続き、1死満塁のチャンスを迎えます。すると続く橋本が押し出しの四球を選び、1対1の同点となります。
しかし、なおも1死満塁のチャンスにズレータは二飛、大松は三振に倒れ、勝ち越し点は奪えません。
5回が終わり、今季最後となった花火が打ち上がった直後、天候不良の為、試合が一時中断となります。結局32分間の中断の後、20時38分に降雨コールドとなり、試合は1対1で今季初の引き分けとなりました。
先発・小野は勝ち負けはつかなかったものの5回を74球、被安打4、与四球2、失点1の持ち前の粘りの投球を見せました。引き分けにより、順位は変わらず、ファイターズと並んで3位タイ。
12連戦も残すは5試合。明日、マリーンズの勝利でこの決着をつけ、まずは単独3位浮上を狙いたいところです。
vs楽天 第21回戦
「試合は5回引き分けコールドでファンにとっては残念だが、選手達は連戦で疲れているから、いい休養が取れたね。
相手にリードされて5回に追い付いてのコールドだから選手は良くやってくれた。
先発の小野はボールを良く動かして彼らしい投球をしてくれた。
セギノールにはカウント0-2でストライクを取りに行ったボールをホームランされてしまったが、それ以外は素晴らしい投球だった。
この連戦も残り5試合。いい野球でいい試合をしたいね。
明日の先発は成瀬善久だよ」