2008.09.27 SAT
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vsソフトバンク 第24回戦

対戦成績13勝10敗で迎えたホークスとの最終戦。
試合前には今季限りで退任となるホークス・王監督へ感謝を込めたセレモニーが行われました。

熾烈なクライマックスシリーズ出場権争いを繰り広げるマリーンズは、2回にホークス先発・和田をつかまえます。
2死から大塚が左前安打で出塁すると、エンドランを仕掛けた続く細谷の打球が一二塁間を抜け、2死1,3塁と先制のチャンスを迎えます。
ここで西岡が初球をレフト線際に運ぶ先制の適時打を放ちます。
更に早川もライトの前にポトリと落ちる適時打で続き、2対0。幸先良く2点を先制します。

打線の援護をもらったマリーンズ先発・清水直は、4回までホークス打線をわずか2安打に抑え、ホークス打線に付け入る隙を与えません。

好投の清水直を援護したい打線は7回、1死から西岡、早川が連打で1,2塁の好機を演出すると、里崎が左中間を深々と破る適時打を放ち、2者が生還。4対0とリードを広げます。

清水直は5回以降7回までパーフェクトに抑えますが、8回に連打で無死1,2塁のピンチを迎えます。
ここで代打・本間を併殺に仕留め、2死3塁とピンチを脱したかと思われた直後、代打・田上に真ん中高めの直球をレフトスタンド中段まで運ばれ、2点差に迫られます。
完投ペースで快投を続けていた清水直はここでリリーフ陣にマウンドを託します。

後を受けた2番手・シコースキーが後続を打ち取り、2点リードをキープすると、9回は荻野が先頭の森本に右中間2塁打を許しながらも得点を許さず、4対2のまま逃げ切りに成功。
今季のホークス戦は14勝10敗で終了となりました。

清水直は、8回2/3、95球を投げて被安打5、奪三振6、2失点の内容でチームトップタイの13勝目をマーク。3番手・荻野が28セーブ目を挙げました。

重要な一戦を勝利したマリーンズは3連勝で貯金2。
勢いに乗って明日27日から札幌に乗り込み3位ファイターズとの直接対決に臨みます。

清水直投手

インタビューを受ける清水直
ファンとハイタッチを交わす清水直
ライトスタンドに向かってサインボールを投げ込む清水直

-見事13勝目を挙げた、清水直選手です!

(清水直)ありがとうございます。

-グルーっと見渡して、たくさんのマリーンズファン。超満員の中、みんなと戦っているなという気持ちで投げられたのではないですか?

(清水直)デーゲーム久しぶりで、今日は満員で気持ちよかったですね。最高です!!

-今日のお客さんは、30,018名ということで、背番号18をファンもちゃんと意識していますね!

(清水直)ありがとうございます。

-本当に負けられない試合の中、今日は1球1球気持ちを込めて投げましたけど、ナイスピッチングでした。

(清水直)状況はどうあれ、僕たちは勝つしかないので、とにかく攻める気持ちを忘れないように投げていきました。

-まずはマリーンズが2点を先制しましたけど、3回と6回に大きなチャンスがありましたが追加点ならず。4回と7回のピッチング、絶対流れは流すものかという気持ちのピッチングでしたね。

(清水直)先制してくれたので、こちらが受け身にならないように何点入っても攻めようと思っていたので、特にチャンスを逃した後はどうしても流れが変わるので、その後の先頭打者だけは本当に気をつけて、1回1回気持ちを込めて投げました。

-この流れで行くと、完封という流れなのかと思いましたけど、8回連打を浴びた後のゲッツーを取って1本浴びてしまいました。かなり悔しい表情をしていましたね。

(清水直)やっぱり悔しいですし12連戦でみんな疲れているので、こういう時に力になりたいと思っていたので、投げきれなかったのがちょっと悔しいですね。

-さて、しっかり今日も勝ちまして明日から2連戦、大事な大事な戦いが始まります。

(清水直)ここで決まるというぐらいの気持ちで戦いたいと思うんですけど、あとは本当に気持ちだと思うので、勝ちたいという気持ちでみんなで戦いたいと思っています。

-そして、マリーンズの選手達は10月1日、2日、3日とマリンスタジアム帰ってきますが、もう紙吹雪の用意をしていましょうかね?

(清水直)お願いします!

-最後に、選手会長清水直行投手からマリーンズファンに気合いの一言をお願いします!

(清水直)本当に、ファンの皆さんから気合いを貰っているので、こっちから言うことは無いんですけど、とにかく最後まで諦めないことが勝負の世界では大事だと思うので、最後の最後まで諦めずに一緒に戦いましょう。

vsソフトバンク 第24回戦

「清水直はとてもコントロール良く、いい形で投げていた。8回の本間のダブルプレーも大きかったね安定したガッツある投球で投手陣を引っ張ってくれている。

里崎は守備でも清水直を上手くリードし、バッティングでもチームが必要としている時に大きなヒットを打ってくれた。あの、2点が結果的にチームに勝利をもたらしてくれた。

西岡も100%の状態ではないが、全イニング出場しようとオールスター選手らしい姿を見せてくれている。

試合前にはソフトバンクの王監督のセレモニーが行われたが、我々としても大切な友人が野球界から去るのが寂しい。本当に感謝の気持ちで一杯です。

明日からはファイターズとの試合。本当に楽しみにしているし、ファンが喜ぶ試合をしたいね。明日の先発は成瀬善久だよ」

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