

オープン戦 vs福岡ソフトバンク戦 第2回戦
千葉マリンでのオープン戦3連戦最終日。昨日の試合は残念ながら雨天中止となってしまいましたが、今日は素晴らしい天気に恵まれ、再びホークスを迎えての1戦となりました。試合前には今季の新入団コーチ・選手の紹介が行われ、スタンドのファンから温かい拍手を受けていました。
マリーンズの先発としてマウンドに上がったのは小林宏。初回からキレの良いボールを投げ込み、ホークス打線を手玉に取ります。1回、2回と2イニングス連続の3者凡退に抑えると、3回は8番・高谷にチーム初安打を許してしまいますが、続く森本をきっちり併殺に打ち取り、ホークス打線に付け入る隙を与えません。
しかし4回、小林宏はホークス打線に早いカウントから仕掛けられてリズムを乱し、松田の犠飛と小久保の適時打で2点を失ってしまいます。続く5回は3者凡退で終えた小林宏は5回を投げて63球、被安打4、奪三振5、失点2という内容でマウンドを降りました。
一方の打線は、初回に2つの四球と、福浦の内野安打で無死満塁のチャンスを生み出しますが、井口、里崎、大松が打ち取られ、無得点に終わってしまいます。すると以降の攻撃をホークス先発の大場、後を受けた高橋秀、小椋の前に2回から8回まで7イニングス連続3者凡退に封じられてしまい、反撃の糸口すらつかめません。
打線の援護を待ちたい投手陣は、ルーキーの香月が2番手として登板し、千葉マリンデビューを果たします。その後も松本、シコースキー、川崎、荻野の継投でつなぎ、ホークス打線に追加点を許しません。
迎えた最終回、途中出場のバーナムJr.がホークス4番手・水田から右前安打を放って初回以来の安打を記録すると、その後2死2塁の場面で堀の左前適時打で1点を返します。しかし最後は渡辺正が三ゴロに倒れ、1対2でオープン戦3敗目を喫してしまいました。
今オープン戦初の千葉マリンでの日曜日の試合、大勢詰めかけたファンの前で勝利を見せることはできませんでしたが、最終回の執念、投手陣の順調な調整ぶりは披露しました。次戦は福岡へ場所を移し、再びホークスとの2連戦です。
vsソフトバンク オープン戦
「先発の小林宏之はオープン戦では初めて失点したが、キャンプからここまで、いいボールを投げ続けてくれている。
体の心配も無く自信を持って投げてくれている。
いい状態をこのままキープして欲しい。
リリーフ陣も素晴らしい仕事をしてくれた。
攻撃陣は昨日ゲームが中止になってリズムを崩したのか分からないが、すぐに調子を取り戻して、いいスイングを見せてくれるだろう。
明後日からは、ヤフードームでホークス戦だね。いい試合を期待している」