2009.04.15 WED
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vs東北楽天 第2回戦

約3年ぶりの6連敗を喫してしまったマリーンズの先発は、今季千葉マリン初先発の唐川。一方イーグルスの先発は、マリーンズ戦3連敗中の朝井。19歳の若き右腕の力で、勝利をたぐり寄せたいところです。

先制したのはマリーンズ。2回 に先頭・井口が三塁打で好機をつくると、続く里崎の遊ゴロを渡辺直が悪送球。その間に井口が生還し1点先取。さらに里崎を2塁に置き、ベニーが適時打を放ち、2対0。序盤から唐川を援護します。

直後の3回。唐川が先頭・藤井の二塁打などで1死3塁とピンチを招くと、高須に適時打を浴びてしまい2対1。1点差とされると、続く鉄平に安打され、なおも2死1,2塁のピンチを迎えますが、4番中村紀、5番草野を連続三振に斬って、最少失点で切り抜けます。

その直後、打線がすぐさま唐川を援護します。先頭・早川が三塁打で出塁すると、続く福浦の二ゴロの間に1点を追加し3対1。再びリードを2点に広げます。

4回まで毎回走者を背負うも要所を締めた投球で1失点に抑えてきた唐川。5回にはこの試合初めての3者凡退に抑え、勝利投手の権利を得ます。

するとその直後、再び打線が唐川を後押しします。2死から福浦の二塁打、西岡の四球で1,2塁とすると、続く井口の2点適時二塁打で5対1。リードを大きく広げます。

先発・唐川は7回を投げきり、121球、被安打9、奪三振6、四球1、失点1の好投。8回からマウンドを2番手・シコースキーに譲ります。
2番手のシコースキーは、イーグルスの中軸から連続三振を奪うなど3者凡退に封じ込める好救援を見せ、全くつけいる隙を与えません。

すると打線がさらに畳みかけます。8回先頭の代打・竹原が四球で出塁すると、1死から早坂のプロ初打点となる適時二塁打、続く今江の適時打で2点を追加し7対1。イーグルスを突き放します。

6点リードで迎えた最終回、3番手の荻野が3者凡退に打ち取ってそのまま逃げきり。昨季16勝と得意にしていたイーグルスから勝利をもぎとり、ついに連敗を脱出しました。
唐川は嬉しい今季初勝利を飾り、昨季から自身の連敗も4でストップ。また開幕10試合目でようやくチームの先発陣に白星がつきました。
明日からもこの調子で連勝し、3カードぶりの勝ち越しといきたいところです。

唐川投手

ライトスタンドに向かってバンザイをする唐川
26番目の戦士と共に勝利を喜ぶ唐川
ファンとハイタッチをする唐川

-今日のヒーローは7回1失点の好投を魅せてくれました唐川投手です!

(唐川)ありがとうございます!

-唐川投手の今日の勝利が、マリーンズ10試合目にして先発投手初勝利になります!

(唐川)はい。良かったです。

-連敗中ということも意識していましたか?

(唐川)連敗中だったということもありましたし、前回の登板で中継ぎ陣に迷惑をかけてしまったので、なんとか勝ちたいという気持ちが強かったです。

-今日のピッチングを振り返ってみて初回からランナーを背負う苦しいピッチングが続きましたが-

(唐川)最初のほうは本当にどうなるのかなというピッチングでしたけど、里崎さんのリードのお陰でなんとか最小失点に抑えられたかなというのはあります。

-今日のピッチングのテーマはあったんですか?

(唐川)とにかく勝ちたいという気持ちだけでマウンドにあがりました。

-この勝利はかなりチームに勢いつけるんじゃないですか?

(唐川)そうですね。連敗中でしたけど、どうシーズンを終えられるかが大事だと思うので、まだ試合は沢山あるので、どんどん勝っていきたいですし、自分もその勝利に貢献したいです。

-応援を送ってくれたファンの皆さんにメッセージをお願いします!!

(唐川)昨年も含めてなかなかマリンで勝つことが出来なかったので、今シーズンはひとつでも多くここに立ってしゃべりたいと思いますので、応援よろしくお願いします!!

vs楽天 第2回戦

「今日の唐川は素晴らしい投球で強い気持ちを持って投げていた。ピンチでも諦める事無く切り抜けてくれた。今日はチェンジアップを有効に上手くアウトを取る事が出来ていた。

ようやく、先発投手に勝ち星が付いたね。ここから、いい流れで先発投手も続いてくれるだろう。

打つ方では、先制点に繋がる早川のスリーベースヒットやベニーのタイムリーが大きなポイントで、5回の追加点の井口のツーベースヒット。大事な所で一振りで2打点と大きな仕事をしてくれた。改めて素晴らしい選手をあらわしてくれた。

明日からもチームが一つに纏まり、いい戦いをして行きたい。明日の先発は成瀬善久だよ」

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